真空管破損で、アンプがSモン現地センターで足止め喰っている間、なんとか、ネットで拾い上げたそれらしき回路図がこれ ↓
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なんや、字も小ぃちゃいし、4個中3個が知らん球。
そんときは、破損したのが、どの球かも分からず...
「はて、この愛すべき真空管アンプを、このまんま輸入して、メンテ修理できるんかいな?」
...とか気になりますわなぁ。
で、Y『真空管アンプ修理トピ』様へ相談させてもらったのですわ。
おかげ様で、速攻、破損したのは比較的、入手しやすい”5Y3”である(ホっ)ことをご教示いただきました。
と同時に、
回路図に記載されている”6N6"は、現在、最も入手困難な珍球のひとつ、”6N7”も相当な珍球で、そんな珍球2個載せの珍品アンプは、うかつに手放すべきではない、とのご示唆を頂戴しやした。
合わせて、ご教示いただいた球の構造と役割は、9割方理解不可でしたが、雰囲気だけは十分伝わりやした。
スンマセン & ありがとうございます。
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斯して、単細胞阿呆烏は、破損した”5Y3”と珍球スペアの確保に奔走するのでおま
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こちらがOahu 397K Ampに載って、手荒い運搬を生き延び、無事、本邦へ到着した真空管たちです ↓
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General Motors 6N7G ST Shape tube (初段)
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後々、6N7G管を複数本仕入れることになりますが、各メーカー毎、独自の構造になっております。 マイカ(mica)ひとつとっても、独自の形状をしてるので、お楽しみくだされい。
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【2012/12/4 追記】
造りが酷似してるんで、Raytheon製のリブランドすかね。
ゲインが小さく、ちょうど12AX7から5751に交換したような、余分な贅肉をそぎ落とした、落ち着いたクリーン・サウンドが生まれます。
Sylvania管球たちとの相性が抜群ですな。 先のオーナーが初段にこの球を載せていたのも、頷けます。 オールSylvaniaの先細ったシャリチリ感のある高音域が無くなり、より甘く、丸っこい落ち着いたサウンド / トーンでやす。
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Sylvania 6C5G ST Shape tube (ドライバ)
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Sylvania 6V6G ST Shape tube
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6V6G...
あの回路図を拾い上げてしまったことと、阿呆烏の無知が、後々、もひとつの珍事を引き起こすことに...
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