春の東の夜空
ひときわ橙色に光り輝く0等星が、
うしかい座のアークトゥルスです。
北斗七星の杖のカーブから アークトゥルスへ、
さらにそのカーブ先 おとめ座の白い星スピカへ続く曲線が
「春の大曲線」。
そして、アークトゥルス、スピカ と しし座のデネボラを結ぶ大きな三角形が
「春の大三角」
です。
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そんな星の名を冠するメーカーの、なんとも浪漫的な外箱です。
ある意味インパクト満点。
またしてもこの箱が欲しかったんですわ。
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↑ 実物はこんなに北斗七星の近くにゃございません。
これじゃ、トキとラオウの決闘のシーンだな。
ブアー
(トキ)「天を見よ!!
見えるはずだ あの死兆星が!!」
ビカッ
(ラオウ)「な・・・なんと
我が頭上に死兆星が!!」
ワナワナ
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Arcturus 6C5 Vacuum Tube - NOS / NIB -
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電圧増幅用三極管
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Arcturusは、
青ガラスのナス管と、傍熱管のパイオニアとして有名な戦後まで頑張った独立系メーカー。
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Tested on Triplett 3413
Tested at @84
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箱とレア度狙い、しかも$9.99.-のお買いものやったんで、音については大きな期待はしてなかったんですが、
これが、「目から鱗」の良い音
~その62#5~のRCA Sub-standard 6N7、Sylvaniaの5Y3G、6V6Gとの組み合わせなんで、ある程度のイイ音はでるでしょうが。
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ちょうど心地よい太さ、
高~低音のバランスがコンパクトに、よく纏まっていて、
指板の上でニュアンスをとても付けやく、
クリーンながらチョイとささくれた古臭いエレキ・サウンド。
ブリブリ・クランチとは一線を画す良質サウンド。
ジャズ・ブルースにしっくりきます。
惚れた...
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寒さも緩む今日この頃、東から南の夜空を見上げてみてはいかがでしょう。
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