The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery / Wes Montgomery
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★★★★☆
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Wes Montgomery (g)
Tommy Flanagan (p)
Percy Heath (b)
Albert "Tootie" Heath (d)
Jan 26 & 28, 1960 NYC
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es-175っスか~
こっちも、アンプは何を使ってるのか探索中ですが、
この剥き出しな「シャリ、ペン、ペチャ」感が堪らんのぉ~
これ聴くと、『The Wes Montgomery Trio』は、妙なリヴァーブが邪魔や。
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さて、
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『~Trio』のゆったり感に馴染んだ脳ミソは、一曲目の『Airegin』が流れだしたとたん
「これからいったい何が起こるんや」
と思わず身構えてしまいやしたが、
それも束の間、
たちまち、ウェスの世界に引き摺り込まれてしまいますわ。
アルバム通した緩急の中で、この曲と、『Four on Six』は、重要なアクセントになってるな。
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全曲共通の構成
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イントロ
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テーマ・・・実にシンプルかつ説得力のある演奏なんで、一度聴くと忘れない。
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アドリブ・・・単音、オクターブ、コードを織り交ぜたソロ展開力のデカさ。
おそらくこのループの拡がりは、人類史上最大級の産物。
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テーマ
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エンディング
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...と、にわかがホザいてみましたが、
っぱこの人が凄いのは、アドリブで駆使してるであろう超絶技巧を包み覆い隠してしまう
表現力。
ほんま、
耳触りよく...
心地よく...
温かい
脳ミソは浄化され、体は揺れ...ジャズを通して、人生は楽しむもの、という
真実を剥きだしにしてくれる。
この幸福感には、相変わらず柔らかなトミーのピアノも大いに一役買っている。
とくに『In Your Own Way』の演奏は秀逸。
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『Full House』も、はよ届け。
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