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8月の真空管強化まで、Ken-Radという真空管メーカー名すら知らなかったんですが、いろいろ情報を拾い上げるなかで、このメーカー名には、なんとなくシンパシーを感ずるところがあったんですわ。
ま、当時はRCA管収集にのほとんどをモっていかれてたんで、なかなか入手することができなかったんですが、Combineついでに購入した~その15~の6J7管が大当たり。
「もしや...」
という期待感は、この球で確信に変わりましたわ
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1945 Ken-Rad JAN-CKR-6V6GT VT107A Vacuum Tube - NOS/NIB -
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電力増幅用ビーム管
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・Black RF shielding
・Date code : C5
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Tested by Maxi-Matcher Digital Tude Tester (NOS Gm : 2400-3000+)
Test Result : 2980(Gm) / 26.0(mA)
※Tested at 400 plate volts and -36 bias volt per manufacturer recommendations.
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相互コンダクタンス値は文句なし。 プレート電流値は、阿呆烏の勘では、このテスターだと、22,3以上は欲しいところなんで、良し。
結果、~その19~、~その20~のRCA管同等以上のパフォーマンスを、初っ端から発揮しておりやす。 このまま通電時間が増えるとどんなレベルに到達するのやら。
3球のプレート電流値は近い数字なんで、基準ができやした。 できればパワー管購入のときは、TV-7'sとかHickoksのようなポータブル型の簡易測定ではなく、このテスターを持った売り手にプレート電流値を確かめたうえで、購入されてみてはいかがでしょう。
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よくオールドあるいはヴィンテージのアンプやギターの音を「枯れた~」と表現しちゃいますが、この球とかの音を聴くと、「枯れた」と「惚けた」を勘違いしちゃ(してた)拙いな、とつくづく思いますわ。 生ギターなんかは、たしかに「枯れた」いい音が存在するんでしょうが、アンプを含むエレキの場合は、「惚けた」音と勘違いしてたんじゃねぇかと。
いや、もぉ~音像クッキリと実に活き活きとした音ですわ。
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アンプが製造された当時の新品の古臭い音、ね。
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