神奈川の四季
北鎌倉駅から徒歩10分。この辺りはお寺がいくつか固まってあります。どこも、この紅葉の時期は混雑しています。
今回はその中でも空いている浄智寺に参上。
浄智寺は、鎌倉幕府第5代執権北条時頼の三男である北条宗政が亡くなった時、その菩提を弔うために1281年頃に創建されました。臨済宗円覚寺派の寺です。
当時は中国(宋)からの渡来僧も多く、最盛期には七堂伽藍を備え、塔頭も11寺院に達したと言われますが現在は本堂と言われるお堂が一つです。現存する鐘楼門(しょうろうもん)や本堂の様子などより、「宋風」という当時の中国の様式をうかがうことが出来ます。
当時は中国(宋)からの渡来僧も多く、最盛期には七堂伽藍を備え、塔頭も11寺院に達したと言われますが現在は本堂と言われるお堂が一つです。現存する鐘楼門(しょうろうもん)や本堂の様子などより、「宋風」という当時の中国の様式をうかがうことが出来ます。
鎌倉の多くのお寺は、山に囲まれています。
鍾楼門 ↑
こじんまりした本堂。寺内には入れませんが、外から本尊の「三世仏座像」が観られます。この仏像、東慶寺の仏像とよく似ています。
小春日和の鎌倉。秋の風情を感じてきました。
出口にあるモミジも、ちょうど赤くなっていました。
鎌倉でも、穴場のお寺かも知れません。