日記 悲しみの中で3月が去っていく

３月８日（日）に葬儀を終え、ロンちゃんは骨になって家に帰ってきました。(絵は、恵大君　真夕ちゃん作）

　　　　　　　　　　　

 

　リリーを外に出したら、必死にロンちゃんを探していました　この車で、倒れてから病院へ連れて行ったので、ロンちゃんの臭いが強く残っているのでしょう

「いくら探しても、ロンちゃんはいないよ」「さー、もう出ておいで」

　　　　　　　　

 

　それでも必死に探し続けるリリー　いつまでも車から降りませんでした

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　３月３０日　リリーと散歩　道沿いにはいろんな花が咲きだしました　本格的な春の到来です　心ワクワクの季節のはずです　しかし、今は、うつろ・・・・・「咲いているね」の感じ

 

　　

 

　桜も咲きました　

　　　

 

　散歩の時は、ロンちゃんはリリーにピッタリくっついて歩いていました

　「ロンちゃんがいない　どこにいるの？」と問いかけてきます　「そうだね　ロンちゃんはいないね・・」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　「リリー　おいで　こっちへ歩いていくよ」　それでも、まだ探しています

　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　散歩の途中で急に歩くのを拒否　家に帰ろうとリードを引っ張ります　「こっちのほうへ、もう少し歩くよ」「ほら、こっちへおいで」　　それでも、地面にはいつくばって動きません　「それでは、家に帰るよ」

　家に着いたら、においを嗅ぎ嗅ぎして、車の中に乗ろうとします　この車で、ロンちゃんを葬儀場所まで連れて行ったのです　葬儀から３週間も経つのにまだ臭いが残っているのでしょうか・・・・・

　　　　　

 

　我が家のクリスマスローズ　今年は開花が例年より２週間ほど早く、豪華絢爛に咲き誇り、楽しませてくれていました　お別れの後は、悲しみを和らげ安らぎを与えてくれました　早咲きはピークを過ぎました　それでも、遅咲きはまだまだ見頃です

　　　

 

　（クリスマスローズにつては、「クリスマスローズ」編でまた投稿予定です）

 

　おふくろさんのおばあちゃんの長男の方が、戦死されたのが３月３日。それで、おばあちゃんは、ひな祭りをお祝いされなくなったとのこと。私も、３日のひな祭りを大事に、毎年お祝いしてきたけれど、同じようにお祝いはできそうにありません。

　悲しみの中で「３月」が去っていきます。世の中、コロナウイルスの大惨事で、これから先の不安は増大するばかりです。

　悲しみ、不安を乗り越え、元気を取り戻して、明るく楽しく過ごせるようにしたいものです。

　明日から４月。少しでも明るく歩みだします。