~翌朝6時~
ギャイーーン
海君の甲高い悲鳴で目が覚める
一体どうしたのだ?症状が悪化したのか?
1Fに降り様子を伺う すると・・・
オシッコに行く為玄関先までは、歩いて行くものの
いつもなら、ジャンプして下りる土間に
下りる事が出来ない為、
父が抱きかかえた際に悲鳴をあげたとの事
どうやら、胸の辺りが負傷を負っているようだ
その後、殆ど歩く事はなく
元気も無い

しかし
朝食はいつも通りガッツリ食べる
食欲がある事だけが今の救いだ
通勤ラッシュを避けた方が海くんの負担も少なくて済むので
一刻も早く先生に診て貰いたいっ!と逸る気持ちを抑え
9時頃、父が運転し私が海くんのそばで付き添い車で病院へ向かう
・・・が、
ほんのちょっとブレーキをかけただけでも
「ギャイーーーン
死ぬぅ~~!!」
緩やかなカーブでも
「ギャイーーン ヒイヒイフゥ~」
まるで、陣痛に苦しむ妊婦さん如くのラマーズ法を交え悲鳴をあげる海くん
(↑冗談ぽく書いてるがマジでこの世に最期のような悲鳴)
海くんの体を支えてる私の手は
緊張で汗ばみ、不安は募る
歩けてるから骨折ではないだろう。。。って事は脱臼?
それともあばら骨が内臓に突き刺さってるのか?
尋常でない悲鳴を繰り返す海くんを励ましながら
やっと病院へ辿り着く
月曜日の午前のせいか、運良く患者さんは少なく、
暫く待っていると診察室に呼ばれた
硝子細工を扱うように丁寧に診察台に海くんを乗せる父
先生の診察が始まる
きっと海くんにとって今日の診察は
激痛が走り悲鳴をあげ
過酷な診察になるであろう,。(≧Д≦)゜,。
父も私も緊張し海くんの診察を恐る恐る見守る
先生・・・
マジですか?!
いきなり
そんな・・・
アクロバット&ダイナミック触診
Σ(゜□゜ノ)ノヒエーーー!
そんなポーズさせたら海くんが悲鳴を・・・
:
:
:
:
:
あげないじゃん(゜д゜;)
えっ!?
アレ?
先生のダイナミックポーズを軽々と、こなす海くん アレアレ?(゜д゜;)?
先生「床を歩かして見てください」
父「痛がってあまり歩かないかもしれませんが・・・」
っと、海くんを床に下ろすと
はっ!?なんじゃ?Σ(゜□゜ノ)ノまぢで!!!
スタスタ平然とモデル歩きを披露しながら
病院を歩きまわり探検し始める始末
唖然とする父と私ヾ(°∇°*) オイオイ
先生「左前足を打撲したような感じですね
レントゲン撮影もしなくても大丈夫ですよ
念のため痛み止めを4日分出しておきますね
今は緊張してて声が出せないだけでしょうね(笑)」
帰りの車内では、1度も悲鳴もあげる事もなく
(痛み止めはまだ飲ませてないのに・・・)
無事帰宅

とは言っても、我が家に帰った海くん
やっぱ、家ではちょっと気も抜け痛みが復活したようで
めちゃ大人しく、いい子でねんねしているが、万が一に備え

二度とこんな事にならないように備えるが・・・
新たなる
不安が翌朝・・・
<次回へ続く>
ほんと、こんな事があると
次から次に不安要素が・・・
翌朝、私が見たものは・・・
はぁ。。。(゜´Д`゜。)オロオロ
ほんと、階段を上らせていた事を後悔しっぱなしです。。。
