バリ島に滞在していつもまじかで鑑賞できる植物。
ヤシの木。1本の幹をしかり大地に根をおろし風が吹こうスコールがやって来てもビクともせずにその大地をしっかり踏んでいる。
数年前、ある方から言われた言葉がある。「ヤシの木のようになりなさい。」と。
長年南国で暮らし目でみて経験してわかった。ヤシの木は捨てるところがない。
若実はジュース、果肉ゼリーとしていただく古実はおろしてココナッツフレークになりこれに水を加え絞ったものはココナッツミルクとなる。この上澄みがココナッツオイルとなって食用はもちろんヘアーオイルにもなり最近はオーガニック石鹸にまで変身しバリ島のお土産屋に並ぶことになる。
葉は屋根やゴザになりほうきにも変身する。ヒンドゥ教のお供え物の材料にもなる。固い繊維はたわしになり殻は炭になり燃料として使う。
「ヤシの木のようになりなさい。」
中途半端にバリの物事が分かりかけた頃言われた言葉。。。
20年近くなった今、少し少しその意味を理解しようとしている。
ヤシの木って多目的に活用できるのですね
「ヤシの木のように…」って素敵ですね
「ヤシの木のように…」奥深そうですが。。精進します。