技のない手作り

単純ですぐに出来上がるものでも、完成した時にすごく嬉しく、作り方と一緒に紹介させていただこうと思います。

なんちゃっての茶巾@ハギレチャレンジ

2021-02-24 10:32:04 | 手作り
愛用していたコーヒーカップを割ってしまい、新しいものを使うことにしました。
新しいものもとても美しくて気に入っています。

ところで、賛否はあるかと思いますが、私は茶渋がついている、ということに美を感じるタイプ。
美というか、趣きや、それまでの人生というか、ああ、たくさんこのカップでいただいてきたのだなぁ、と思うそういった過去の積み重ね的なものがとても好きなのです。
洋食器ですからそういう種類のものでもないのかもしれませんが、
茶渋を硬いスポンジでごしごしこすって取ることはしたくないし、薬品を使うのも嫌です。
何か良い方法は、と思っていたところ、お試しで習ったことがあるお煎茶の茶器の手入れの仕方をうっすらと思い出しました。
お手入れ用にハギレの中にあったサラシから、なんちゃって茶巾を作ることに。


未使用品ですが、一度洗ってノリは取ってあります。


両方に耳のある状態で、カットするとこのサイズ。
本当は、流派によってそこそこ違うようですが、大体このサイズの模様です。
もっと真四角な流派もあるみたい。
私の記憶の茶巾はこんな感じだったような気がします。


端は三つ折り。
ググると本当は竹ひごを入れて作るのだそうです。
さすがに茶巾職人になるつもりはなく、なんちゃって茶巾なので、今回は使いません。
というか、サイズ感を見たかったので両方に待ち針を打ちましたが、これやると引っかかってとっても縫いづらかったです。
ちゃんと片方づつ打ったほうがいいと思います。
しかもめっちゃナナメw


ポイントと言えばポイントですが、かがる時に、隣の針目に渡す糸が、外に出ないように三つ折りで隠れているところに針を通します。
これをやるにはやはり竹ひごがあったほうがおそらく断然やりやすいと思われます。


なんかもうできた喜びで、早速使うためにぬらしてしまいました(笑)


ぐっと我慢をして未使用のまま乾かしたのがこちら。
なにしろもったいないさんなので、縫い糸の余りが針にセットされたままになっているのがあり、それを使ったので、ピンクの糸で縫われているところと白の糸で縫われているところがあります。

茶巾はそもそも麻のサラシで作るもののようです。
おそらくあのシャリッとしたところがお茶碗のお手入れにちょうどいいのでしょう。
木綿のサラシでも悪くはなさそうですけど、この辺りはよくわかりません。

リカちゃんのワンショルダーニットワンピースと、一粒淡水パールネックレス

2021-02-17 10:00:00 | 手作り
リカちゃんにお越しいただいて、お洋服づくりを試行錯誤しています。
これはニットドレスの2作目。
淡水パールのネックレスを合わせて作成し、こちらを初マルシェルに出したくて、こちらを先にご紹介することにしました。
1作目は、胸元にパールビーズをあしらっているため、併せられないんです。


私のリカちゃん服のこだわりは、肌触り。
お人形だからと言ってガシガシの感触はやっぱりかわいそうな気がします。
縫い目がごろごろするものは、・・・まだ不慣れなんで許してください!という感じ(笑)
ま、そのうち、痛覚は人と違うし、華やかなほうがいいよね!となっているかもしれませんけど。



背中は、パールビーズで止めました。
ボタンホールを開けると、ものごっついパールビーズで止めなければならなくなったので、ニットの穴を通すことにしました。
正直ちょっと留めづらいです。
それと、もうなぜかビーズの位置がバラバラ。
反省点です。



本体はこんな感じ。
肩から編み始めました。
総メリヤス編みです。



裏側はこんな感じ。
ボタンはビーズを縫い糸で付けました。

記録程度の編み図はありますが、これはちょっと、目立つところに増し目のぼっこり感が出ているので、編み図の方はこれを改善したんです。
が、お目汚しすぎてリクエストがあってから公開することにします。



さて、ネックレスです。
淡水パールに、丸付9カンを通し、チェーンにつけました。


淡水パールとしては本物なのでとてもきれいです。
これをマルシェルに出してみようと思うのですが、うまくいくでしょうか。
そもそも出品できるのかどうかが不安です(私の知識的な問題が)。


なんとなく品格を感じますよね。
親ばか(?)ゆえのひいき目でしょうか?


ボタンつきのティッシュケース(いつものティッシュケースの留め金付きです)。

2021-02-10 16:51:18 | 手作り


いつものサイズの布です(110cmの半分の半分だから作りやすいんです)


ボタンを選びます。今回は手元にあった天然石のビーズを使います。
透明度の高い石なので、色合わせはこんな感じで地布との相性を見て直感的に考えます。


これにしました。
控えめな雰囲気と色が合うと思うのですがどうでしょうか??


本来ならこんな感じのサイズになります。
その確認ですが、OKですw


今回は止めるところを作るので、布のサイズとしてはこれくらい空きます。


チョキン。


ちなみに、先ほど選んだボタンは、このように待ち針に刺しておくと見失いません。私が母から教わったあまい思い出の一つです。



中表に合わせて、片端を縫い、もう片端はひっくり返すための穴を真ん中に残します。
そして、片方は端から中央に向かって返し縫はしないまま縫い、留めずに糸を残しておきます。


いつものこんな感じで、ポケットになるサイズを内側に入れ込みます。


上下縫います。


ひっくり返したらこんな感じ。


ボタンの場所と、引っ掛ける紐の場所と長さを決定します。
適切になる長さを調整するのが大切です。


上にかぶさる側のになるところ(開け口)に、きれいに合わせておいて縫います。この縫い目は表布に出ても構いません。
紐の長さは縫いしろよりも長めのほうが安定します。


ボタンをつける、「力布」を作ります。
前回の「ハギレチャレンジ」の中にあった布の一つ。


ボタンより大きいサイズに畳み込みます。


さて、この袋は、このようにボタンをつける場所はまだ内側から探れる状態になっています。


ボタンをつけるところはここ、というところの内側に力布を入れ込みます。
本当は力布の周囲を縫うものなのかもしれませんが、今回はしません。


返して、内布には、針で縫い留めます。
裏布に響かないように表布だけにボタンを留めていると、表布だけがブランと攣れてしまうんです。。。


さて、ボタンを留めました。
ここを閉じていきます。


ちなみに、内側から見るとこんな感じです。ここはもう仕方がない。
ここは、内布・力布・表布・ボタンの順番になっています。


縫い目が表に出ないようにかがっていきます。


しかし、この紐の部分は、力がかかりやすく強化するべき場所なので、紐を込みにして波縫い(二針縫って一針返す細やかさ)を行います。
紐が過ぎたらまた何とか閉じをします。


こんな感じに仕上がりました。


オープンしたらこんな感じ。

背中はこんな感じ。

ミニミニふくさ包み@ハギレチャレンジ

2021-02-03 20:34:11 | 手作り


へたくそなのに、ものぐさで、シンプル好き、さらに、もったいない!!
ということで、
ハギレがいっぱいあります。
中央ややひだりのオレンジの布は、ブックカバーを縫ってみたけどツ河合内から(使いづらくて)、ハギレ扱いのもの。
そんな感じで、何かを作ったけど、素材扱いに戻ったものもあります(笑)

ここに取り上げていないハギレもあるんですけど(笑)

ということで、ハギレチャレンジとして、ハギレで何が作れるかチャレンジをしていきたいと思います(笑)
コースターとパッチワークはしないこととします。
絶対すごいものは作れません。自信があります。

さてさて。


ハギレの中では大きめのこの布。
表裏にするのにちょうどよさそう。



正方形を二つ作りました。



サイズはこんな感じ。
上にあるのはハギレのハギレw



半分に折り、短辺を縫います。
上の縫いしろぎりぎりまで縫います。



写真を撮るのを忘れたので、こちらで実演w
縫ったらこんな感じです。



もう片方の辺も折り曲げて縫います。



なんだか、ちょっとミミズクさん的になりましたねw



ミミズクさんのしっぽと耳を伸ばすように引っ張ったら、
こんな形。
ヌイシロの角になっているところを切り落とします。



こんなのできましたw
厚地の方は、上にヌイシロを倒し、薄手の方は下に倒します。
まぁ、ここはいい加減でもゆうてそんなに困りません。



外側にも、内側にも、縫いしろが縫う人を向いているようにして合わせます。



ひっくり返すところを残して、この写真では上に花柄が見えている四角いところをぐるりと縫います。



ひっくり返しました。



今回は波縫いで返し口を縫い閉じました。



こんな感じ。
ちっちゃーい!



リバーシブルなので、こういうバージョンでも楽しめます。



そしたらこんな感じ。



糸巻を入れるのにちょうどいいサイズw



待ち針で止めてみました。
厚みがあるのでふっくらしています。実用性はちょっと疑問です。薄い布で作ればよかったかなー。