技のない手作り

単純ですぐに出来上がるものでも、完成した時にすごく嬉しく、作り方と一緒に紹介させていただこうと思います。

ボタンつきのティッシュケース(いつものティッシュケースの留め金付きです)。

2021-02-10 16:51:18 | 手作り


いつものサイズの布です(110cmの半分の半分だから作りやすいんです)


ボタンを選びます。今回は手元にあった天然石のビーズを使います。
透明度の高い石なので、色合わせはこんな感じで地布との相性を見て直感的に考えます。


これにしました。
控えめな雰囲気と色が合うと思うのですがどうでしょうか??


本来ならこんな感じのサイズになります。
その確認ですが、OKですw


今回は止めるところを作るので、布のサイズとしてはこれくらい空きます。


チョキン。


ちなみに、先ほど選んだボタンは、このように待ち針に刺しておくと見失いません。私が母から教わったあまい思い出の一つです。



中表に合わせて、片端を縫い、もう片端はひっくり返すための穴を真ん中に残します。
そして、片方は端から中央に向かって返し縫はしないまま縫い、留めずに糸を残しておきます。


いつものこんな感じで、ポケットになるサイズを内側に入れ込みます。


上下縫います。


ひっくり返したらこんな感じ。


ボタンの場所と、引っ掛ける紐の場所と長さを決定します。
適切になる長さを調整するのが大切です。


上にかぶさる側のになるところ(開け口)に、きれいに合わせておいて縫います。この縫い目は表布に出ても構いません。
紐の長さは縫いしろよりも長めのほうが安定します。


ボタンをつける、「力布」を作ります。
前回の「ハギレチャレンジ」の中にあった布の一つ。


ボタンより大きいサイズに畳み込みます。


さて、この袋は、このようにボタンをつける場所はまだ内側から探れる状態になっています。


ボタンをつけるところはここ、というところの内側に力布を入れ込みます。
本当は力布の周囲を縫うものなのかもしれませんが、今回はしません。


返して、内布には、針で縫い留めます。
裏布に響かないように表布だけにボタンを留めていると、表布だけがブランと攣れてしまうんです。。。


さて、ボタンを留めました。
ここを閉じていきます。


ちなみに、内側から見るとこんな感じです。ここはもう仕方がない。
ここは、内布・力布・表布・ボタンの順番になっています。


縫い目が表に出ないようにかがっていきます。


しかし、この紐の部分は、力がかかりやすく強化するべき場所なので、紐を込みにして波縫い(二針縫って一針返す細やかさ)を行います。
紐が過ぎたらまた何とか閉じをします。


こんな感じに仕上がりました。


オープンしたらこんな感じ。

背中はこんな感じ。

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