竹林亭白房

八代目小燕枝「牛ほめ」★落語

□本日落語三席。
◆八代目柳亭小燕枝「牛ほめ」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
鳥取県湯梨浜町ハワイアロハホール、令和6(2024)年11月8日収録(湯梨浜町制施行20周年記念)※12月14日OA。
東京落語「牛ほめ」で、牛をほめに行くのは与太郎である。与太郎は親父から家のほめかたを教わったあと、牛のほめかたも教わるはずだが、今回聴いた小燕枝はそれを省いていた。

牛は「天角地眼一黒鹿頭耳小歯違」と言ってほめると教わる件(くだり)を、小燕枝は、親父が「まあいいや」と言って、「良い牛だねとか、りっぱな牛だねと言ってほめろ」と言った。

これは東京落語「牛ほめ」がそのように演る型だというのではないはず(たぶん)。小燕枝は、不要だと判断したのか、わずらわしいと思ったのか、もしや「天角地眼……」を忘れてしまったとか。それはないか。知らんけど。

◆十一代目金原亭馬生「抜け雀」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
鳥取県湯梨浜町ハワイアロハホール、令和6(2024)年11月8日収録(湯梨浜町制施行20周年記念)※12月14日OA。

◆『笑点』特大号「昭和歌謡大喜利」:林家たい平(司会)/金原亭小駒・桂三実・春風亭かけ橋・昔昔亭昇・林家きよ彦・古今亭雛菊・/※座布団運び:柳家やなぎ(BS日テレ『笑点』特大号第512回)。
深川江戸資料館小劇場、令和6(2024)年12月10日OA。
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