新葉館出版Web川柳句会の今月分発表があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。
◎鉄則もたまに忘れる思いやり
(新葉館出版Web川柳句会※課題「鉄」/2023年5月発表分/秀作/島文庫選)。
https://shinyokan.jp/webkukai/kukai2023-04/#jwebkukai
◎初恋を終えてスランプ四十年
(新葉館出版Web川柳句会※ユーモア川柳/2023年5月発表分/佳作/澁谷さくら選)。
https://shinyokan.jp/webkukai_humor/humor2023-04/#jwebkukai
規則を守ることは社会的に良しとされているのは、言うまでもないこと。ただ、「水清ければ魚住まず」の言葉どおり、まったく抜け道のない規則は息苦しいばかりではないでしょうか。
かつて自分にも家庭というものがあった時分、何かそういった息苦しいもののなかでの生活の連続だった気がします。
結局それが破綻につながり、その後、次はその反省を生かすことにしようと思ったこともあったけれど、今やそのようなこともないまま、人生も終着駅に向っております。もうそのようなことはなくていいと完全に思えるようになりました。
そういう意味では、「初恋を終え」て以後、男女関係はすべて「スランプ」だったようにも思われます。
□本日落語一席。
◆柳家小満ん「寝床」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
紀伊國屋ホール、令和5(2023)年1月30日(第691回「紀伊國屋寄席」)。
◎鉄則もたまに忘れる思いやり
(新葉館出版Web川柳句会※課題「鉄」/2023年5月発表分/秀作/島文庫選)。
https://shinyokan.jp/webkukai/kukai2023-04/#jwebkukai
◎初恋を終えてスランプ四十年
(新葉館出版Web川柳句会※ユーモア川柳/2023年5月発表分/佳作/澁谷さくら選)。
https://shinyokan.jp/webkukai_humor/humor2023-04/#jwebkukai
規則を守ることは社会的に良しとされているのは、言うまでもないこと。ただ、「水清ければ魚住まず」の言葉どおり、まったく抜け道のない規則は息苦しいばかりではないでしょうか。
かつて自分にも家庭というものがあった時分、何かそういった息苦しいもののなかでの生活の連続だった気がします。
結局それが破綻につながり、その後、次はその反省を生かすことにしようと思ったこともあったけれど、今やそのようなこともないまま、人生も終着駅に向っております。もうそのようなことはなくていいと完全に思えるようになりました。
そういう意味では、「初恋を終え」て以後、男女関係はすべて「スランプ」だったようにも思われます。
□本日落語一席。
◆柳家小満ん「寝床」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
紀伊國屋ホール、令和5(2023)年1月30日(第691回「紀伊國屋寄席」)。