竹林亭白房

空治「狂言マック」★落語

□本日落語三席。
◆桂空治「狂言マック」(BSよしもと『若手創作落語の会』#23)。
東京浅草雷5656会館、令和7(2025)年1月4日収録(「新春!若手噺家寄席~江戸落語と上方落語~」第一部)。
初めて聴く落語家である。もともと『若手創作落語の会』は上方の落語家中心で催されていたイベントなので、寄席チャンネルでこの名を見たときも、上方の桂かと思ってしまった。したところ、マクラで自身の紹介として落語芸術協会所属と言ったので、嗚呼、文治系の落語家かと。
ネットで調べたところによると、十一代目桂文治の二番弟子である由。2019年入門であるらしいから、コロナ禍のたいへんなときに落語家になったものだ。おそらく修行生活もままならなかったことだろう。

今回は新作落語ということだが、文治の弟子なら、当然古典も演るのだろう。今度は、こちらで一席聴いてみたいものである。

「狂言マック」は、演題から察せられるとおり、狂言役者のなりをした人物がマックでバイトをするというナンセンス落語だ。
しかし、バイトのトレーニングをするなかで、指導者がハンバーグの切りかたを教えるという件(くだり)があったけれど、マックでハンバーグを切ることなどない。おそらく他のバーガーショップでもないのでは。少なくとも、マックについては、自分がバイトをしたことがあるので、よくわかる。落語ネタを作る際は、そういったところの取材も大事ではないかと。

◆桂健枝郎「白菜次郎」(BSよしもと『若手創作落語の会』#23)。
東京浅草雷5656会館、令和7(2025)年1月4日収録(「新春!若手噺家寄席~江戸落語と上方落語~」第一部)。

◆立川志らく「親子酒」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
東京渋谷NHK放送センターCR505スタジオ、令和7(2025)年1月14日収録。
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