□本日落語二席。
◆瀧川鯉昇「蛇含草」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、平成31(2019)年4月22日(第610回「TBS落語研究会」)。
東京落語「そば清」は上方落語「蛇含草」である。「蛇含草」がもとで、それが東京に移植されて「そば清」になった。たぶんこの理解でよいのだと思う。他の多くの落語がそうだから。
◆瀧川鯉昇「蛇含草」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、平成31(2019)年4月22日(第610回「TBS落語研究会」)。
東京落語「そば清」は上方落語「蛇含草」である。「蛇含草」がもとで、それが東京に移植されて「そば清」になった。たぶんこの理解でよいのだと思う。他の多くの落語がそうだから。
昨今落語界の東西交流がさかんになるなかで、東京独自のネタであっても、上方の落語家によって演じられることがあったり、また、その逆もあったりする。
だから、東京の落語家が最近わりと「蛇含草」をかけているなと思うようになったのも、上記の流れを受けてのものだと、てっきり思いこんでいた。
だから、東京の落語家が最近わりと「蛇含草」をかけているなと思うようになったのも、上記の流れを受けてのものだと、てっきり思いこんでいた。
したところ、今回の京須偕充の解説で、「蛇含草」を東京にもちこんだのは、ずいぶん昔で、三代目桂三木助がそうしたのだとのことだった。これは知らなかった。
その時代は、すでに「蛇含草」由来の「そば清」も東京に流布していたときだったということでよいのだろうか。
しかし、三木助が演じたという「蛇含草」を、昭和の落語家はあまりかけていなかったように思うのだが、どうだろう。自分が知らないだけなのか。
その時代は、すでに「蛇含草」由来の「そば清」も東京に流布していたときだったということでよいのだろうか。
しかし、三木助が演じたという「蛇含草」を、昭和の落語家はあまりかけていなかったように思うのだが、どうだろう。自分が知らないだけなのか。
鯉昇は「蛇含草」を演るにあたって、上方の落語家がよくやっている曲食いの所作もまじえていた。さて、このプロットもすでに三木助は演っているのだろうか。また、三木助の音があったら聞いてみたいものだ。
◆『笑点』大喜利:桂歌丸(司会)/三遊亭小遊三・三遊亭好楽・林家木久扇・春風亭昇太・六代目三遊亭円楽・林家たい平(BS日テレ『笑点 火曜なつかし版』)。
後楽園ホール、平成24(2012)年8月19日OA(『笑点』第2328回)。
後楽園ホール、平成24(2012)年8月19日OA(『笑点』第2328回)。