竹林亭白房

米朝「たちきれ線香」★落語

□本日落語一席。
◆桂米朝「たちきれ線香」(MBSテレビ『年忘れ! らくごのお時間SP』)。
※『特選!! 米朝落語全集』平成元(1989)年9月24日OA。
今や演者によっては一時間ほども演じられることもある「たちきれ線香」だが、もとは短い小噺のようなものだったと、解説の小佐田定雄が語っていた。そして、それを現在のような形に仕上げたのが桂米朝とのことである。また、そのようにして米朝が再構成して「たちきれ線香」を演じたことに触発されて橘ノ圓都もこれを演るようになったとか。

『増補 落語事典』によると、原話は文化三年江戸板『江戸嬉笑』所収の「反魂香」であるらしい。今でも「反魂香」という落語はあるが、これと異なるようだ。
ネットで検索できる『江戸嬉笑』の版本を繰ってみたが、「反魂香」の項目がなかった。調べかたが甘いのかもしれない。明日にでもまた調べなおしてみよう。
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