□本日落語一席。
◆隅田川馬石「湯屋番」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京日本橋公会堂(日本橋劇場)、令和6(2024)年1月25日(第667回「TBS落語研究会」)。
昨今重厚なネタをよく掛けている印象の馬石だが、軽みのあるこの「湯屋番」が聴けるのもうれしいものだ。
番台で妄想にふけりながら時折奇声を発するような演出を入れるのがそこはかとなくおかしい。これは、師匠の五街道雲助も演るのだろうか。聴いたという確たる記憶もないのだが、なんとくなく馬石の「湯屋番」からは、師匠雲助の演出を継承しているように思えてくるのである。本当に、このネタは雲助から稽古をつけてもらったか、もしそうでなければ、これが師弟というものだろうか。
◆隅田川馬石「湯屋番」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京日本橋公会堂(日本橋劇場)、令和6(2024)年1月25日(第667回「TBS落語研究会」)。
昨今重厚なネタをよく掛けている印象の馬石だが、軽みのあるこの「湯屋番」が聴けるのもうれしいものだ。
番台で妄想にふけりながら時折奇声を発するような演出を入れるのがそこはかとなくおかしい。これは、師匠の五街道雲助も演るのだろうか。聴いたという確たる記憶もないのだが、なんとくなく馬石の「湯屋番」からは、師匠雲助の演出を継承しているように思えてくるのである。本当に、このネタは雲助から稽古をつけてもらったか、もしそうでなければ、これが師弟というものだろうか。