本日は『サンデー毎日』発売日。「サンデー俳句王」で入選があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。
○駅長はしばしホームに春時雨
(「サンデー俳句王」※課題「春時雨」/『サンデー毎日』2025年2月16-23日号/佳作/堀本裕樹選)。
○ネクタイを結ばぬ日々や春炬燵
(「サンデー俳句王」※課題「結」/『サンデー毎日』2025年2月16-23日号/佳作/堀本裕樹選)。
「ネクタイを」の句は、仕事を引退した人の句と読めましょうが、自分自身に限って言えば、現役時代の三十五年ほどで毎日ネクタイをしていたのははじめの二年くらいか。それと、最後まで勤めた三十三年間の職場は、ここもはじめの一年くらいでしたかね。
もうこの職場では夏期の大半をTシャツ・短パン・雪駄で過ごしたものでした。おかげでこの職場では、冬でも自分がTシャツ・短パン・雪駄で出勤しているものと勘違いされている人もいたくらいでした。
よって、「ネクタイを」の句は、誠実に仕事を勤めあげたかたに捧げるものであります。
□本日落語一席。
◆八代目春風亭柳橋「干物箱」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京日本橋公会堂(日本橋劇場)、令和6(2024)年3月29日(第669回「TBS落語研究会」)。
○駅長はしばしホームに春時雨
(「サンデー俳句王」※課題「春時雨」/『サンデー毎日』2025年2月16-23日号/佳作/堀本裕樹選)。
○ネクタイを結ばぬ日々や春炬燵
(「サンデー俳句王」※課題「結」/『サンデー毎日』2025年2月16-23日号/佳作/堀本裕樹選)。
「ネクタイを」の句は、仕事を引退した人の句と読めましょうが、自分自身に限って言えば、現役時代の三十五年ほどで毎日ネクタイをしていたのははじめの二年くらいか。それと、最後まで勤めた三十三年間の職場は、ここもはじめの一年くらいでしたかね。
もうこの職場では夏期の大半をTシャツ・短パン・雪駄で過ごしたものでした。おかげでこの職場では、冬でも自分がTシャツ・短パン・雪駄で出勤しているものと勘違いされている人もいたくらいでした。
よって、「ネクタイを」の句は、誠実に仕事を勤めあげたかたに捧げるものであります。
□本日落語一席。
◆八代目春風亭柳橋「干物箱」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京日本橋公会堂(日本橋劇場)、令和6(2024)年3月29日(第669回「TBS落語研究会」)。