竹林亭白房

『笑点』真打昇進披露口上(2023/7)★落語

□本日落語三席。
◆三遊亭小遊三「蛙茶番」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年12月23日(第654回「TBS落語研究会」)。

◆落語芸術協会・立川流・五代目圓楽一門真打昇進披露口上:進行:桂宮治/口上:春風亭昇太・三遊亭好楽/桂翔丸・春風亭吉好・柳亭明楽・立川小春志(こはる改メ)・錦笑亭満堂(三遊亭とむ改メ)(日本テレビ『笑点』第2867回)。
後楽園ホール、令和5(2023)年7月2日OA。
コロナ禍も収まって、『笑点』が後楽園ホール収録に戻ってきたからか、実に久しぶりの「真打昇進披露口上」である。調べてみると、コロナ騒動になる前で最後に「真打昇進披露口上」があったのは、2019年10月だった。このときは、落語協会のみで、柳家わさび・柳家権之助(ほたる改メ)・古今亭ぎん志(初音家左吉改メ)・五代目柳家小志ん(喬の字改メ)の四人。口上には協会長の柳亭市馬も出演した。
このときの進行は林家たい平だったが、今回は桂宮治で、『笑点』メンバーのさまがわりも感じられる。

今回は立川流の一人で小春志(こはる改メ)がいたのだが、残念ながら、師匠の立川談春は出演せず、かわりに三遊亭好楽が口上を述べていた。好楽は談春が金儲けになる仕事へ行ったので出演できなかったと言っていたが、本当だろうか。
確かに、談春は大河ドラマとか、ドラマ『波よ聞いてくれ』とかに出演しているから、忙しそうではある。もとより落語の仕事そのものも忙しい人だ。
でも、何か『笑点』出演不可となるような事情があるのではないかと考えるのは邪推というものか。こういうときって、立川流の誰かがかわりに出るというのはどうなんだろうなどとも思ったり。なんだか小春志が不憫に見えたような。

とむが昇進に際して、錦笑亭満堂と改名したが、この名は春風亭小朝による命名とのこと。なんとなくおめでたい文字が並んでいるが、何か由来を知りたい気もする。

◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽・桂宮治(日本テレビ『笑点』第2867回)。
後楽園ホール、令和5(2023)年7月2日OA。
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