竹林亭白房

花緑「中村仲蔵」@日本の話芸

□本日落語四席。
◆桂三実「六波羅探題」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和6(2024)年3月7日収録(第443回「NHK上方落語の会」)。

◆桂小文三「十徳」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和6(2024)年4月4日収録(第444回「NHK上方落語の会」)。

◆錦笑亭満堂「新幹線最終にて」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
福岡県行橋市コスメイト行橋、令和6(2024)年4月12日(行橋市制施行70周年記念)※5月4日OA。

◆柳家花緑「中村仲蔵」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和6(2024)年1月26日収録(4月28日OA)。
オープニングトークで、花緑はこのネタを三遊亭竜楽から十五~七年前ほどに習ったと言った。自分の鑑演記録で花緑の「中村仲蔵」は今回で四席めである。いちばんはじめに聴いたのは、2012年のsky.A『らくごくら』。公演情報は、浜離宮朝日ホール、平成24(2012)年4月27日(第25回「朝日いつかは名人会」)。

なお、竜楽は師匠の五代目三遊亭圓楽にこれを習い、五代目圓楽は師匠の六代目三遊亭圓生でなく、彦六の八代目林家正蔵から習ったということだった。
八代目正蔵は、四代目柳家小さんの弟子だったから、花緑の師匠である五代目柳家小さんも、四代目小さんの弟子で同門なので、花緑は強い思いを感じるとのことだった。
ちなみに、彦六の正蔵は、若い時分に三代目三遊亭圓楽を名のってもいる。

今回のトークで、花緑はそれ以上のことを語っていなかったが、八代目正蔵が四代目小さんの弟子だったことにまつわる一連の騒動を花緑はたぶん知っているのだろうと思う。

花緑が独自に考えたという落げは、以前2012年に聴いたときにすでに演っていた。最後に仲蔵の女房が腹がへったと言うと、仲蔵が「オレは家でも弁当幕の役者だ」と言う落げ。
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