□本日落語一席。
◆三遊亭遊雀「野ざらし」(寄席チャンネル)。
湯島天神参集殿、平成29(2017)年7月14日(三遊亭遊雀独演会「遊雀ひとり会」)。
落げまできっちり演る「野ざらし」である。「野ざらし」の完演はホール落語などのじっくり聞かせる落語会では、今まで何度か聞いている。でも、このような独演会で演るというのも、やはりアリなんだなと。
◆三遊亭遊雀「野ざらし」(寄席チャンネル)。
湯島天神参集殿、平成29(2017)年7月14日(三遊亭遊雀独演会「遊雀ひとり会」)。
落げまできっちり演る「野ざらし」である。「野ざらし」の完演はホール落語などのじっくり聞かせる落語会では、今まで何度か聞いている。でも、このような独演会で演るというのも、やはりアリなんだなと。
遊雀は、「新朝」と「新町」の意味はカットして、単純に太鼓が馬の皮だというところだけで落げていた。考えてみれば、ちょっと仕込めばよいのだったら、「太鼓」「幇間」だけで落げにもっていくというのは、それでじゅうぶんという気もする。尺は三十分くらいだった。この型が定着すればよいのではないだろうか。
ところで、この落語会、この前に演った「熊の皮」を終えたあと下がらずに、とメドレー形式でこの「野ざらし」に入った。これは、何かこうする意味があったのだろうか。