竹林亭白房

兼好「湯屋番」★落語

□本日落語二席。
◆三遊亭兼好「湯屋番」(WOWOWライブ『日本最大の落語フェス『博多天神落語まつり』2023其の参)。
FFGホール、令和5(2023)年11月3日(第17回「博多天神落語まつり」※古典落語の福袋)。
今や、誰しも本来の落げを演じることのなくなった「湯屋番」である。で、たいがいはとくに落げをつけるでもなく、一席を終えることが多くなっているように思う。

今回、兼好の一席にはくふうがあった。銭湯の主人を口やかましい雷親父というキャラ設定にしておく。そして、最後の若旦那の妄想のなかで、乙な年増が落雷で癪を起すというところで、銭湯の主人が盤台に戻ってきて若旦那に小言を言い、「雷が落ちた」という落げである。
主人が盤台に戻ってくるという展開がちょっと斬新だったのと、それは右の落げのためだったのかと知れておもしろかった。

◆笑福亭鶴光「袈裟御前」(寄席チャンネル『上方百景』)。
お江戸日本橋亭、令和4(2022)年7月18日収録(笑福亭鶴光独演会「鶴光の会」その十五)。
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