『川柳マガジン』2024年12月号★川柳

月刊『川柳マガジン』発売日。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

◎重箱の隅にこだわる好奇心
(月刊『川柳マガジン』2024年12月号/笑いのある川柳/特選五:岸井ふさゑ選/佳作:古川政章選)。

◎伸び代を主張している未完成
(月刊『川柳マガジン』2024年12月号/全国誌上句会※雑詠/佳作/蔀帆子・水野黒兎選)。

◎予兆という事後報告を聞かされる
(月刊『川柳マガジン』2024年12月号/川柳道※課題「異変」/佳作/今田久帆選)。

◎徳利を脇に押しやる休肝日
(月刊『川柳マガジン』2024年12月号/クラブ誌上句会※課題「脇」/70秀/八木せいじ選)。

好奇心とはそもそも重箱の隅を気にするようなものではないのかと、そして、それが大河のようになってはてはノーベル賞にまで到達することも……あるという、そんなことを言った人がいたとかいなかったとか。

□本日落語一席。
◆柳亭小痴楽「松山鏡」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
青森県平川市文化センター、令和6(2024)年10月25日収録※11月23日OA。