□本日落語一席。
◆春風亭一花「四段目」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
紀伊國屋ホール、令和6(2024)年3月19日(第705回「紀伊國屋寄席」)。
マクラで当人が語ったとおり、「令和5年度NHK新人落語大賞」の決勝戦で掛けたネタである。「NHK新人落語大賞」の場合は、制限時間が十一分というタイトな規制がかけられている。これを聴いたとき、この短縮型を創るにあたって、丁稚の定吉が旦那に言いわけをする件(くだり)を大胆にカットしていたので、できるものならカットしない一花の「四段目」を聴いてみたいものだと思っていた。
それが今回かなったわけだが、ただそれもフルヴァージョンではなかったような……。でも、これが一花にとってのフルヴァージョンなのかもしれないと思ったり。ちょっともやもやするものが残った一花の「四段目」だった。
◆春風亭一花「四段目」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
紀伊國屋ホール、令和6(2024)年3月19日(第705回「紀伊國屋寄席」)。
マクラで当人が語ったとおり、「令和5年度NHK新人落語大賞」の決勝戦で掛けたネタである。「NHK新人落語大賞」の場合は、制限時間が十一分というタイトな規制がかけられている。これを聴いたとき、この短縮型を創るにあたって、丁稚の定吉が旦那に言いわけをする件(くだり)を大胆にカットしていたので、できるものならカットしない一花の「四段目」を聴いてみたいものだと思っていた。
それが今回かなったわけだが、ただそれもフルヴァージョンではなかったような……。でも、これが一花にとってのフルヴァージョンなのかもしれないと思ったり。ちょっともやもやするものが残った一花の「四段目」だった。