□本日落語四席。
◆林家たい平「二番煎じ」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
紀伊國屋ホール、令和2(2020)年12月30日(第670回「紀伊國屋寄席」)。
◆四代目三遊亭圓歌「やかん工事中」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
東京渋谷NHK放送センターCR505スタジオ、令和3(2020)年6月18日収録※7月17日OA。
はじめアナウンサーが演目を紹介したとき、「ヤカンコウジチュウ」と言ったのを聞いて「夜間工事中」という落語なのかと思った。したところ、マクラから本ネタに入って、ご隠居が「愚者、愚者……」と言うので、嗚呼、これは「やかん」なんだなと。
しかし、展開やディテールは、オーソドックスな「やかん」とは異なるので、嗚呼、これは内容をだいぶ改作したので演目をかえたのかと推測した。でも、「工事中」の意味はわからなかった。このネタは、これからもまだまだ改作をかさねて発展していくので「工事中」なのだろうか。でも、きっと最終的な完成はないのだろうから、永遠の「工事中」なのかもしれない。
そう考えると、すべての落語は「工事中」なのかもしれない。なんだか深い話になってきたな。いや、四代目圓歌が「工事中」の意味をそのように考えていたならばという仮定だけれど。
◆桂竹丸「明智光秀」(NHKラジオ第一『ラジオ深夜便』話芸100選「新作落語」)。
東京渋谷NHK放送センター、令和3(2021)年7月10日OA※2016年9月5日初回OA。
◆柳家喬太郎「夜の慣用句」(NHKラジオ第一『ラジオ深夜便』話芸100選「新作落語」)。
東京渋谷NHK放送センター、令和3(2021)年7月10日OA※2017年8月14日初回OA。
◆林家たい平「二番煎じ」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
紀伊國屋ホール、令和2(2020)年12月30日(第670回「紀伊國屋寄席」)。
◆四代目三遊亭圓歌「やかん工事中」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
東京渋谷NHK放送センターCR505スタジオ、令和3(2020)年6月18日収録※7月17日OA。
はじめアナウンサーが演目を紹介したとき、「ヤカンコウジチュウ」と言ったのを聞いて「夜間工事中」という落語なのかと思った。したところ、マクラから本ネタに入って、ご隠居が「愚者、愚者……」と言うので、嗚呼、これは「やかん」なんだなと。
しかし、展開やディテールは、オーソドックスな「やかん」とは異なるので、嗚呼、これは内容をだいぶ改作したので演目をかえたのかと推測した。でも、「工事中」の意味はわからなかった。このネタは、これからもまだまだ改作をかさねて発展していくので「工事中」なのだろうか。でも、きっと最終的な完成はないのだろうから、永遠の「工事中」なのかもしれない。
そう考えると、すべての落語は「工事中」なのかもしれない。なんだか深い話になってきたな。いや、四代目圓歌が「工事中」の意味をそのように考えていたならばという仮定だけれど。
◆桂竹丸「明智光秀」(NHKラジオ第一『ラジオ深夜便』話芸100選「新作落語」)。
東京渋谷NHK放送センター、令和3(2021)年7月10日OA※2016年9月5日初回OA。
◆柳家喬太郎「夜の慣用句」(NHKラジオ第一『ラジオ深夜便』話芸100選「新作落語」)。
東京渋谷NHK放送センター、令和3(2021)年7月10日OA※2017年8月14日初回OA。