台詞で心に響くものたくさんありましたよ。
あと、参考になることやら・・・。
生きていく知恵っていうのかな、そういったものが
散りばめられている芝居ともいえると思う。
私が見ながら一番、気になりながら見ていたのは、
シャルル王とのかけあいで、「勇気をもつ方法」です。
私自身、シャルル王のように臆病なところがあるんですよね。
勇気がない、人に批判されるとすぐに動揺してしまう、など。
ほんの少しだけど、最近、自分が信念をもってすれば、
それが、私欲のためだけのものでない信念であれば、
批判されても、その想いを打ち出していけば恐れることはないと
思うようになってきたんですけど、それでもやはり、面と向かって
批判されれば心は動揺します。
だから、いったい、ジャンヌはどんないい方法を教えてくれるの
だろうか、とまるで自分がシャルル王になったかなような気持ちで
舞台上で話すジャンヌの言葉に耳を傾けていました。
そして、ジャンヌがいったのは「まずは思いっきり怖がること」
でした。思いっきり最初に怖がっていれば、もう十分怖がったの
だからその後怖がることはないというものでした。
おどおどしているよりも、思いっきり怖がって、そして、
勇気ある行動をとれば、堂々とした態度で取れるので
周りのほうが怖がるというものでした。
思いっきり怖がるっていうのは難しそうですが、
ちょっと実践してみようかなぁと思いました。
あと、次に心に響いたのは、ボートリクールの話。
上に立つものは時として、大きな決断を下さなければならないって
いう話です。どんな結論を出そうとも結局は同じ、・・・だったかな?
ちょっと台詞をよく覚えてないんですけど、興味深いことを
話していました。
私も、そんな立場に立たされることもありますが、
そういったときには本当なやみます。
自分の決断のせいで失敗したらどうしよう。
より悪い状況に転がったらどうしよう・・・など、
心配はつきものです。
考えても考えても堂々めぐりだったりもします。
でも、最終的にはスパッと最初の考えにもどったり。
ここの台詞はもう一度よく味わいたい部分です。
この二つの気になるシーンをとりあげると、
自分が今すごく気にしていることが顕著に分かりますね。
人をまとめたり、先導にたつのは私はすごく苦手なんですよね。
まずは自分に自信がないですし、話も下手ですし。
でも、そんな自分をどうにかしたいと思っているんですよね。
本当は、ここの文章もこんなに長くダラダラ書くんでなくて、
明快に短くスパッといいたいことの伝えれる人になりたいのですけどね。
どうも繰り返し繰り返し、同じことを言うのが私自身が好きなようで。
はい、面白い話は何度もリピートしながら話してしまうタイプです、私。
聞きては聞きづらいことでしょう。
・・・・ま、それはともかく。
自分に問いかけをしながら観劇を楽しみたいなぁと思います。
「ひばり」とはそんな作品だと思います。
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