「ひばり」その５～二度目の観劇で気づいたこと

時間軸ということで以前に感想を書いたんですけど、
分かりました、時間軸。(^^;)

先日、二度目を見に行きました。
一度目は、最後のボートリクールの台詞が聞き取れて
なかったんですけど、今回ははっきり聞こえたので、
時間軸が分かりました。

時間軸・・・とまで言わなくても、最後は、
ジャンヌが半生を演じたあとに判決を出すという
約束だったのに、戴冠式を演ずる前に火あぶりになりそうに
なったので、それでボードリクールがそれをさえぎって、
戴冠式をやってからにしてくれ！と申し出るんですね。

それでラストは戴冠式となる。

あと、以前の感想に訂正がもう一箇所あるんですけど、
十字架ですが、火あぶりの時とラストの戴冠式のときの
二回赤くなるんですね。
私は戴冠式のときだけかと思って以前の感想ではそのように
書いたのですが、二回でした。

それと、以前、演出か事故かと書いたヅラ脱げですけど、
演出だったようです。
二回目の観劇でも脱げてました。
けど、一回目見たときより、サラリとやっていました。
松さんが、王にヅラをかぶせようとベタベタしてたイメージが
あったんですけど、それがなくなっていました。
ただ、スポットライトの光をさえぎるだけって感じでした。
王が自分でヅラをかぶって、かぶれたら、松さんの肩を後ろから
両手でポンとたたいて、再び芝居に戻るって感じでした。

今回は、劇場でアンケートを書いてきました。
それで、「希望する企画はありますか？」みたいな質問があったので、
「松たか子の一人芝居がみたいと思った」
と書いてきました。
今回の芝居を見ていて、松さんの一人芝居を見てみたい！と
すごく思ったんですよね。
たぶん、そう感じた人は私以外にもいるんではないだろうか。

長台詞でも聞きやすいのは台詞回しが上手だからですよね。
本当、松さん、台詞の言い回しのレベルがかなり上がっています。
立ち見でも見る価値ありですよ。
チケットないからと諦めている方、立ち見もご検討ください。
ちなみに、私が行った日は、会場が始まっても、当日券の
二階の3000円の立ち見がまだ余っていましたよ。