えんじゃけん

パコと魔法の絵本

何気に手帳をめくったら、10月に1回、11月に2回も
三連休があるんですね。
どっか旅行に行きたいなぁ。

今日は「パコと魔法の本」を相棒と見てきました。
私的にはかなりツボで前半からすでに涙腺が緩んでました。
私はディズニータッチなところがあるなぁと感じたのですが、
相棒は、そうかなぁ・・・とあんまし賛同してくれませんでした。
あと、相棒は泣くほどでなかったといってました。
私はもう、涙こらえるので精一杯でしたが。(汗)


~~~~ここからネタバレありです。~~~~~


大貫がね~、私的にはツボで涙、涙でした。
すごく強がってって意地悪なじいさんって感じなんですけど、
それはそうなるしかなかったっていうか、
ずっと一人でがんばってきたからそうなんですよね。
弱くいられないっていうか。
そんなじいさんが、パコ(一日しか記憶をとどめれない少女)に
であって、彼女のために何かをしてあげたいと思うようになるんです。
それまでの爺さんの態度からはまったく予想できない変りぶりなんです。
ちょっと、美女と野獣テイストかなぁ。
美女と野獣も好きです。
でも、美女と野獣は恋愛ものなんですが、
これはそれよりももっと純なんですよね。
「ただこの子の心の中に存在したいんだ」だったかな。
その台詞にも感動しました。

あと、パコといると自分が弱い人間だと思えてくると大貫。
それに対してドクターが、嫌ですか?と聞くんですよね。
すると、大貫は、むしろ楽な気持ちに慣れるというんです。
それもいいなぁと思いました。
弱いってことを受け入れることは、自分を受け入れてあげること。
それが出来る相手に会えるって幸せだよね。

それと、大貫が少女に何かしてあげたいと大泣きするシーンが
あるのですが、子どもの頃からないたことのない大貫は、
どうやったら涙を止めれるのだ?とドクターに聞くんです。
すると、ドクターは涙の止め方を教えてくれます。
それはどんな方法かというと、「思いっきり泣けばとまりますよ」
・・・そう、無理に涙を止める必要なんてないんですよね。
泣きたいときは泣く。
泣くのって実はすごく気持ちを浄化してくれる行為なんですよね。
気持ちを浄化するために涙は出てくるものだから、
それを無理に止めると心によくない。

人はやはり、誰かの役にたっていたい、
誰かの記憶に残っていて欲しい生き物ですよね。
私もそうだけど。
それがないと、生きていても意味がないように思えてしまうっていうか・・・。
人がいて、自分がいるんだろうなぁと思います。
もっと周りの人に素直になれたらなぁ・・・と
映画を見ながら思ったのでした。

かえりに、映画館のショップでパコグッズを売っていたので、
ハンドタオルを買いました。
ガマ王子つきです。かわいいです。
ま、それくらい、私は感動したよってことで。

客層は小さな子どもをつれた家族連れが多かったです。
色が鮮やかで、小さいギャグが沢山入っているので、
小さな子も飽きずに喜んでみている感じでしたし、
大きな流れ的には、大人も満足できる内容だと思います。
しかし、ガマ王子とザリガニ大王の戦いは、小さな子には
刺激が大きすぎるようで、
「パコ怖い~~~。もう出ようよ~~~。」という子どもの
泣き声が所々でしていました。

子どもはどこまで理解してこの映画を見ているのかなぁと
ふと考えたりしました。
随所のギャグにはとにかく子どもは大うけでしたよ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事