昨日、堂本光一のコンサートに行ってきました。
横浜アリーナです。
今回、懐中時計がグッズで売られているのですが、それが欲しいなぁと思い、
少し早目に会場へと足を運んだのですが、甘かったです。
6時半開演で会場には4時半ごろついたのですが、すでに長蛇の列！
なんだ？この列は？ってくらいの長さでした。
うわさでは2000人ほど並んでいたとか。
早い人は朝から並んでいたとか。
それで懐中時計ですが、公演ごとに数が決まっているようで、すぐに売り切れるそうなんです。
なので長蛇の列を見た瞬間、ああ、もう売り切れてるなと思いました。
なので、並ぶのはあきらめ、近場で食事をしてコンサートへと備えました。
コンサート全体の感想ですが、とにかくよかったです。
見に行ってよかったと思いました。
照明やらダンスやら演出やら想像を超えるほどのクオリティですごくよかったです。
最初はエンドレスショックの舞台を見て、ダンスのすごさや照明などの演出に興味を持ち、
ソロコンも舞台同様、こだわりを持って取り組んでいることを知り、
それでみたいなぁと思い始め・・・。
ソロコンは毎年あるわけでなく、3年で1度くらいのペースのようで、
今を逃すと次はわからないと思い、今回見に行くことにしました。
今回は立ち見席でした。
どんな感じなんだろう・・・と不安ではあったのですが、大丈夫でした。
実は、今回、暑いのもあって、入場がいつもより早くに始まったらしく、
5時半くらいに、立ち見の人たちが並んで待つ場所に行ったら自分たちのブロックはすでに
会場内に案内されたとのことだったので、「うわ、これはもうちゃんと見れないかも」
（整理番号順に会場内に案内してもらえるが、案内時間に間に合わないと、その番号は
無効になり後回しにされるので）と思ったのですが、意外や意外。
実際、会場内の立ち見の場所に行ったら、ゆとりがまだある状態でした。
それで二人分くらいスペースのあいているところがすぐに目に入ったので、
その近くの人に、「ここ、大丈夫ですか？」と聞くと、「大丈夫ですよ」と荷物をずらしてくれて、
無事、手すりのところで見ることができました。
Dブロックだったのですが、ステージにも近く、ステージ全体も見れて、
なかなかいい位置だったように思います。
ステージ方向に向くと年配の夫婦の方がちょうど視界に入る形になりましたが、
旦那は背が高かったけど、妻は低い方だったので、舞台もよく見えてよかったです。
公演が始まると、私たちの1列目の後ろにも何人か立ってみている人もいましたが、
その2列目の人もほんとに少数で、1列目からは離れてみていてそんなに気にならない程度でした。
昔、消防法の規制がゆるいときは、立ち見の場所にもぎゅうぎゅうに人を入れてたみたいですが、
それしてしまうと、災害が起きた時に、すぐに避難できないといことで、ぎゅうぎゅうには
ならなくなったので、そのおかげですね。
本当、立ち見でも安心して見れました。
今回、立ち見も指定席も値段が一緒なんですけど、全然不満のない感じでした。
指定席の人も基本ほとんど立ってますしね、MC以外は。
この先、ちょいネタバレで。
といっても、そんなにうまく文章にできる気はとてもしてないですけど。
オープニングからものすごくかっこよかったです。
ステージ上に大きな円盤のような照明があり、多分、スパイラルをイメージしたものだと
思うのですが、それがいろいろな照明を放ったり、変形したりとすごかったです。
舞台もらせん（スパイラル）を思わせるような作りで、高くなったり、低くなったり。
そして、舞台真ん中より花道のようなものがあって、その先が丸い小さなステージになって
いるんですけど、これもスパイラルなイメージで、高くなるようなつくりなんですよね。
あとは、天井に長い吊り橋のようまものがあって、スタッフさんようかな？と持ってたのですが、
コンサートの途中で降りてきて、堂本さんがその橋の上を歩くという・・・！
その橋はT字になっていて、歩いている途中でも上下できるようになっていて、
小さな円形の舞台からその橋に乗って、会場、一番後ろのスタンド席のど前まで歩いていけちゃうという。
センター席の人は下から堂本さんを眺める感じになってました。
いや、まさか、吊り橋が下に降りてくるとは・・・・！
そして、その吊り橋の後ろで歌って戻ってくるときに、アリーナ天井いっぱいに星空のように、
小さな明かりが無数について、ものすごくきれいでした！
あとすごかったのは、そのでっぱりの小さな円形の舞台でのパフォーマンスで
細い緑の光が天井から床まで、まっすぐと伸びていたのですが、
それを堂本さんが掴むとまるで杖（孫悟空の棒）のように操ることができ。
これは本当に驚きました。すごくかっこいい演出だなぁと思いました。
その光を振り回しながら踊る姿は本当に素晴らしかったです。
周りのダンサーさんたちも光を振り回し、その光の向きがそろっている瞬間は本当に鳥肌ものでした。
MCは30分ほどあったのですが、しゃべりが上手なので飽きさせない感じで楽しかったです。
ファンを結構、からかったりするんですけど、気遣いもすごくて、特に、この日は暑かったので、
ファンの体調を気遣ってましたね。
アリーナは飲食禁止なんですけど、それでも喉が乾いたら、隠れて飲んでくださいねとか、
そのようなことを言ったりして（会場管理の人はこまるんだろうけど）。
でも、今は暑さが半端ないので、せめて水はOKにするとか会場側も配慮は必要かなと思います。
その分、私たちの方もマナーを守ってゴミを出さないとか大切ですけどね。
あとは、アンコールでのまさかのトロッコ使用。
アンコールでやるんだ！とびっくりです。
アンコールでは、ショックという、アルバムの通常版の方にしか入ってない曲をまずやってくれました。
私は初めてのコンサートだったので違和感なくみたのですが、なんでも、
一人っきりで踊るのは今回初めての試みだったようで、このショックの前半は、
一人で、それもでっぱりの円形の小さなステージで歌ったり踊ったりします。
ケントさんに振付してもらったらしくMJっぽいところがある踊りでかなりハードな仕上がりでした。
そのショックのあとに少しMCありました。
さすがに疲れるらしく休憩を兼ねてというようなことを言ってました。
そのあとです。トロッコ。
会場はしを真ん中あたりまで動いて、真ん中あたりまできたらそこで少し止まって、
そのあとはセンターを横切って反対側のはしを沿ってステージに戻るという動きをするんですが、
私たちはたまたま会場真ん中あたりの立ち見席から見ていたので、
トロッコで近くまで来てしばらくそこで歌ってくれたので、よかったです。
そして、アンコールの最後に銀色テープが会場いっぱいに落ちてきたのですが、
立ち見のところには落ちてこず、残念だなぁと思っていると、前の席の方がくださって。
嬉しかったです！その銀テープには今回のツアーロゴが入っていました！
あと、驚いたのが、あんなハードな踊りにかかわらず、ちゃんと歌っていること。
口パクではないのだなぁと。
それに驚きました。
だって、ダンスだけで精一杯でしょと思うようなダンスなのに、さらに歌うなんてすごすぎです。
ソロコン、ダンスだけの曲もあっても面白いかもと思いました。
そうそう、最後も結構お話してから舞台を去るのですけど、そ
れも他のアーチストにはない感じでよかったです。
通常は「ありがとう！」とか短めのコメントを残して会場をあとにするように思うのですが、
かなり話してから去るんですよね。
最後の最後までファンをからかって、でも、やっぱり体をいたわって。
また来たいなぁと思えるよいコンサートだったように思います。
今回はスパイラルというアルバムが中心だったものの、今までのアルバムからも
歌われていたので、何かの舞台、あるいはコンサートの際には昔のアルバムも買おうかなぁと。
会場で買うと何かしら特典もありますからね。
会場をあとにしたとき、ビルのはざまから大きな丸い月がのぞいていてとてもきれいでした。
MCの中で、陰陽師の撮影の話があったのですが、その際に、岩手の夜空の話が出たのですが、
周りに明かりがなく、星と月の明かりのみだったというような話をしていたのですが、
もし、今、ここがビル街でなく、明かりのないような場所でも、今夜の月のおかげで
随分明るく見えるんだろうなぁなんて思いながらその大きな月を見ていました。
その月を見た時は「満月かなぁ？」とよくわからず見ていたのですが、あとで聞くと、
「ブルームーン」という珍しい月夜だったようで。
1か月に２回満月があることは珍しいのですがその２回目の月だったようです。
ブルームーンにはちょっとしたいわれがあるらしく、この月を見ると、いいことがあるのだとか。
いや、もう、堂本光一さんのコンサートが見れたってだけでいいことですよ！と思ったのでした。
立ち見席だからどうかなと思ったものの、見逃すでなく獲って正解だったなぁと。
あと、立ち見席でよかったことは、退場制限がないところです。
すぐに退場できるんですよね。
たまたまグッズ売り場に近い出口だったので、すぐにグッズも買うことができました。
あたりまえですが、懐中時計にはsold outの紙が貼られていました。
一公演、どれだけの懐中時計が販売されているんでしょうね。
うわさがうわさをよんで、余計に手に入りにくくなっているような気がします。
さあ、今日、明日と堂本さんのコンサートが横浜アリーナで行われるのですが、
今日は14時と１８時半の回と２回もあるんですよね。
あんなハードのコンサートを二回も１日で・・・すごすぎです。
次回はいつか分かりませんが、チャンスあれば行きたいなぁと思っています。
堂本さんも体調に気をつけて、コンサートツアー乗り切ってくださいね。
でも、済んだらすぐに、大阪エンドレスショックですね。
本当にすごい体力と気力だ。
