えんじゃけん

ミュージカル「わたしは真悟」初wowow

今日は17時より「わたしは真悟」がwowowで放送されました。

リアルタイムに見ようと思っていたのに外の明るさに騙されて、

のんきにここでブログを書いていて、書き終えたころに時計を見るとすでに18時近く・・・・!

17時から見るぞ!とはりきっていたのに・・・!

ということで、録画途中でしたが、すぐに再生し18時くらいから見ました。

 

ネタバレありです。

 

 

さて、原作漫画を随分昔に読んだので、内容がはっきり覚えてない感じだったのですが、

東京タワーのシーン、印象的で覚えてました。

ただし、登った理由がなんだっけかなと思い出せず・・・

お芝居を観るのを進めるにつれ、そうか、子どもを作るためか!と思ったのでした。

 

舞台美術は美しく、かつ、音楽がすごくよかったです。

音楽が本当に面白い音でした。

演奏している人も舞台上にいて面白かったです。

なんていう楽器?なのかな。

とても世界観にあった音を奏でていて面白かったです。

そして、真悟はロボットで、漫画ではずっとロボットのみですが、お芝居では、その真悟の化身のような人がいて、はじめはどうなんだろう?と思っていたけど、だんだん真悟に見えて仕方ありませんでした。

お話全体は2時間に短くまとめるために、原作よりもマイルドな仕上がりになっているように思いました。

たしか、下水道のシーンのあと、おチビちゃん(しずか)と慎吾が海に逃げた時、おちびちゃんは息ができないからそのまま死んでいて、

真悟が壊れた、死んだと言っていたような気がするのですが(違うかな?)、お芝居では死なないでいました。

あとは、しずかはおチビちゃんだけど、原作ではマリンに対してすごい嫉妬心を抱いていて、それもものすごい印象的だったんですけど、そこまでお芝居では描いていなかったなと。

それと、ロビンですが、漫画の中でも気持ち悪い役だったんですが、その感じが出ていてお~~と思ってみていました。

けど、後半になったらもっとエキセントリックに狂って行く感じに演じるとさらにいい感じだったのになと思いつつ、

でも、あれ、本当にひどい人なので、なかなか通常の感覚では演じられない役だろうなぁ。

漫画の中でもおかしすぎるもん、ロビン。

 

さて、引間さんですが、最初から最後まで大活躍でした。

最初の真悟(ロボット)の黒子のシーンで、あれは引間さん?と思った人が引間さんでした。

これは、引間さんが引間さんらしい動きを持っているからか、あるいは自分、動きを分かりすぎだろう!どんだけファンなんだ!と思いつつ、・・・いやいや、きっと特徴ある動きなんですよね。

真悟(だったかな)のまわりを何人かのダンサーが囲んで腕をあげて廻るシーンで腕だけ映ってても、指先の動きで引間さんかなと思うとそうだったりしました。

指先まで柔らかい動きができるんですよね。

ちゃんと体全体の動きが指先まで連動しているっていうんでしょうか。

オンラインストレッチ教室で、頭から垂れて背骨も上から順に前に曲げて屈伸していくように指導を受けるのですが、連動する動きはなかなか難しくてできないです。

もちろん、引間さんはきれいにできています。

屈伸していると、画面(引間さんの屈伸)を見ることはできないのですが汗)。

引間さんはそういったつながる動きがちゃんと指先まで意識しているし、それができる人なんだなと改めて思いました。

体のダイナミックな動きの波を指先の細かな動きまで連動させるってかなり難しい技だと思います。

あとは、激しくて直線的なきれのある動きのシーンもありました。(モヒカン頭の群衆のシーン)

最近はあまり見ない動きだなと思って見ました。

(とってもどうでもいい感想な気がするのですが、やっぱ書いておきたくて。この群衆のシーン、看板を持ちあげたり、おろしたりしながらダンスするところがあり、引間さんが一番まっすぐにブレなくきれいに看板を上げ下ろしが丁寧にできていてとてもきれいでした。こんなこと、褒められても誰もうれしくないよな~汗)

あ、そうそう、衣装の切り替えとかも短時間でこなしているのがすごいなと思いました。髪型まで変えたり(モヒカン頭)。

黒子のシーンは、途中からは頭にかぶっていた頭巾(?)を脱いだので顔も良く見えました。

これって、真悟の自我の確立の表現なのかなと思いました。

頭巾をとることで、表情が見え、それって真悟の感情や気持ちの表れでもあるのかなって。

引間さん、ほぼ舞台に出ずっぱりな上、真悟を動かす人は最初3人ほどいたのですが、壊れるたびに人が減り、最後まで残った一人が引間さんでした。

こんなに引間さんが出ていたなんて全然想像していませんでした。

最後のシーン(真悟が壊れ切ってしまうシーン)は引間さんのソロの踊りを画面いっぱいで見られます。

クネクネ、ダラ-ンって動きが真悟の配線が壊れてバラバラになりつつも、今にも死んでしまいそうなのに、伝えたいことを伝えようとする様子や気持ちがとても伝わってきてよかったです。表情もよかったです。

これは見にやはり行きたかったです。

この頃は全く引間さんを知らない頃の自分なんだけど、その状態で引間さんの踊りを見た時に、どう感じたんだろうなぁと気になりました。

う~~ん、・・・・多分、きっと気になったろうなぁ。

「羅生門」という舞台の時、まだ引間さんを知らなかったころに見たんだけど、その時もダンサーさんの動きがきれいであのダンサーさんすごいなと思ったのを覚えています。のちのち、それが引間さんだったと知りました。

その芝居ののちの奥能登芸術祭でのHumanoidLadyで衝撃を受けました。羅生門と同一人物とは知らない状態でした。会場に行った時に本番前、1人で動きの確認を慎重な面持ちでしていました。緊張しているんだろうからあまり見ない方がいいなと思い、本番まで時間があったので、他の会場を見てまわって本番を見ました。確認の時とはガラッと変わって、表情&表現豊かに踊る引間さんに会場全体が呑み込まれているのが伝わってきました。見た後の高揚感が半端なかったです。1人のダンスだけでこんなに感動したのも初めてでした。それでもそのころはまだ名前もよく分からず、もう見られないだろうとも思っていたので引間さんについて調べるわけでもなく。

話が脱線していきそうです・・・

つまり、ここで言いたいのは、やはり、自分は引間さんの動きが好きなんだろうなぁということです。

 

ダンサーがいることで効果的に、かつダンサーさんがいっぱい活躍できていて、フィリップさんさすがだ!と思いました。

 

・・・・・お芝居全体の感想をできるだけ、冷静に書きたいと思っていたのですが、お芝居を見ている間、ついつい引間さんを見てしまい、かつ探してしまい、全体の感想が書けないという・・・(汗)

ちょっとネット検索で「わたしは慎吾」の感想を書いている人のものを拾い読みしました。

ダンサーに対していい!質が高い!という感想が多くみられ、嬉しかったです。

中には、引間さんの名前を挙げて、最後のシーンを誉めている人もいて嬉しく思いました。

照明も面白いなぁと思って見ていて、マリンが死ぬシーン?では、バックに黒いお山のような影があって、その曲線がなんかやわらかい曲線だなと照明に目が行ってたのですが、なんとそれって人体の影らしく、それも女性のお尻を使っているんだそうですよ。

そうなんです。

後ろに影絵みたいな照明があって、木を影絵でやっているところもあって、いいなと思ってみていました。

他にもダンサーさんの影を使っているところがあるらしく、それは見直さないとと思いました。

それも含め、舞台全体をみるためにもう1度見たいと思います。

 

感想を書いていると、もう22時前です。

引間さんのインスタライブ始まります。

見に行かなきゃ!

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