えんじゃけん

『コーカサスの白墨の輪』8(in 松本)

行ってきました、『コーカサスの白墨の輪』in 松本!

向こうより、携帯から感想をアップしようと思っていたんですけど、
結局できずじまいになってしまいました。

今日も(月曜日)疲れてて、仕事から帰ったら寝てしまい、
それでこんな時間というわけです。

と、前置きはそろそろやめて。

『コーカサスの白墨の輪』in 松本ですが、よかったです。
行く価値ありです、本当に。

これが、あと平日しかないのか・・・と思うと実におしい。
また、今週中に終わってしまうなんてもったいないって感じ。
とにかく、劇場が素敵です。
思っていたものよりも実際に劇場に入って驚きます。
緩やかなカーブを描いた長い階段とその横に平行にある動く歩道。
そして、壁にはめ込まれた星々に見えるガラスの小さな窓。
すごく綺麗でした。
表現しきれないけど、劇場に足を踏み入れた段階できっとみんな
驚くだろうなぁと。

会場の方はより、円形に近付いた舞台となっています。
東京と比べて、ステージが狭い。
より、役者を身近に感じるでしょう。
そして、かなりのパワーアップさを感じます。
東京は始まる前から役者がウロウロしてたんですけど、
松本はウロウロしてません。
「なんでかなぁ。」
と思っていたんですけど、芝居が始まると理由が分かります。
長旅をしてきたコーカサス一家!
って演出がされています。
このネタバレはまだしませんね。
ネタバレは楽以降に。(^^)

松さんの演技ですけど、より遊んでました。
特に前半。
表情がね、すごくイキイキしてました。
最初の始まる時から表情が違うなぁと感じていたんですけど、
松さん自身もこの長旅で逞しくなったのかなぁと思いました。
そして、コーカサス一家といい旅をしてきたんだろうなぁって。
松本にいながら、つい「おかえり!」と言いそうになったもん。
松さんが演技している時、いつもより表情を見ているのが楽しかった。
本当にいろんな表情してました。
小技も増えてた。
ミカエルにでない母乳を与えるシーンも、
「そこまでやるか?」って感じでしたよ~。
東京では確か、あそこまではやってなかったような。
私の前にいた役者さんが、「何やってるんだよ~。」と思わず、
笑っていました。
もしかして、松本での初披露の小技?
まぁ、これもネタバレなしにしておこう。

大地を感じる舞台っていうのかなぁ。
ものすごくサーカス小屋のような感じがして、これが多分串田さんが
やりたかった形に一番近いのかなぁと思いました。
北海道行ってないので、一番かどうかは分からないけど、
東京で見た時よりもしっくりきました。

と、あまり感想になってませんが。
松本の町もよかったですよ。
なんといっても、松本を取り囲む山々がとても綺麗でした。
雪化粧してて素敵でした。
松本の町自体は雪は積もってなくて、ところどころに雪が残ってる程度でした。
あとね、とても個人的なことなんだけど、すごく大切な事に気付けました。
それと同時に今まで見えなかった目標も見えて、
心が前よりしっかりした感じを今は受けています。

松本の町のこともおいおいまた書ければなぁと思っています。
水と空気がとにかく綺麗でうまい!
松本の旅は本当にいい思い出になりました。
行ってよかったです。

今日はこのへんで。

<松たか子>■『コーカサスの白墨の輪』■
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