実話なのだそうです。
以下、多少ネタバレあり。
最初はとても幸せそうな動物園のシーンから始まります。
動物たちがかわいい。
けど、あっという間に、動物たちが戦火に巻き込まれ、死んでいきます。
このお話は実話ということで、本当に驚きなことが多かったのですけど、
戦争というものは、本当にいきなり訪れて、それから逃れることはできない。
主人公の旦那はひどくなる前に田舎に行くようにすすめます。
通常ならそれに従うところだろうけど、主人公の女性は、それを選びません。
逃げるような姿を子どもに見せたくないし、教えたくないというのです。
むしろ、それに立ち向かう姿をみせたいと。
それにすごく衝撃を受けました。
ユダヤの人々をこの夫婦は動物園という施設を利用して救っていきます。
自分たちの命だって危ない橋わたしです。
でも、それをするんですよ。
それを見て育った子どもはやはり、逃げない子に育ってそれにも感動しました。
戦争のこと、命のこと、人としてどうあるべきかということ、
本当にいろいろと考えさせられる映画でした。
観に行けてよかったです。