今日は久々の「ラ・マンチャの男」でした。
職場の人で「一度行ってみたかった」って人がいて,その人と今日は行ってきました。
休憩なしで約2時間程度にまとめられた舞台は実にシンプルで,わかりやすい作りに
なっていたのではないかと思います。
一緒に見に行った人は「面白かった!よかった!」と大層感動している感じでした。
特に,松さんがよかったとも言ってくれました。
動きながらのあの歌唱力に感動したらしく,「動きながらあの音量で
歌えるって,本当に歌がうまいっていうことだよね」とも言ってました。
私も松さんを見つつ,「ああ,やっぱ舞台の松が好きだ!」と思ってました。
絶叫シーンは本当に,松さん大丈夫か?と毎回思ってしまいます。
毎回,よくもあんなぎりぎりな芝居ができるものだ。
自分だったら精神崩壊しそう。(大汗)
何度も観ているラ・マンチャ。
いい加減,見慣れてしまっているのではないか?感動が薄くなってしまっているのではないか?
と思いながらの観劇スタートだったんですけど,いらぬ心配でした。
感動しました!
泣きそうになりました!!
いいですね,ラ・マンチャの男。
「がんばろう!!」と無条件に思えてくる芝居です。
今の自分は間違いじゃないって思えるというか・・・
いや,むしろ,もっと熱く生きていきたいなぁって。
劇場外には写真の数々が飾られていました。
みんな記念撮影など劇終了後にしていました。
↑海外で幸四郎さんが染五郎時代にしたときのポスターやら。
↑何故か英語名での出演者の紹介やら(現在のです)。
ラ・マンチャ・・・輝いてますね!
会場の中も上からラ・マンチャの旗が吊るされてあったり。
(写真ぼやけててわかりづらいでしょうけど・・・)
家に帰ってはっと気づいたんですが,会場内の散策をしなかったなぁと・・・。
きっと,他にもラ・マンチャに関する何かが飾られていたんだと思います。
幸いあと一回見に行く予定なので,そのときに2階の方とかも見てこようと思います。
そうそう,あと,外には幸四郎さんの等身大(?)のパネルと一緒に
写真が撮れるところもありましたよ!
もちろん一緒にとったのですが,幸四郎さんだけで撮るのを忘れてしまったので,
アップすることができません(汗)
次行った時は,こちらも単体で撮ってきたいと。
それにしてもラ・マンチャ,ずっと続いてほしいなぁと思う芝居です。
幸四郎さんの演技にすごく深みがあってそれがすごくよかったなぁ。
セリフひとつひとつに重みがあるっていうか。
今まで,いろいろ幸四郎さん自身もあってのあのセリフなんだろうなぁと思うと,
余計に自分自身にも置き換えられるっていうか。
毎年はないラ・マンチャですけど,私的には,数年に1度自分を振り返るって意味で
とってもいいペースで再演してくれるので,感謝しています。
周りの観客はとにかく年齢層が高い人たちでいっぱいだったんですけど,
職場の人は若い人ではあったけれども,すごく感動してくれていたので,
もっともっといろいろな世代に(特に若い人に)この芝居を見てほしいなぁと思いました。
きっと観てる,観てないでは観てる方が人生上でも得な芝居のひとつだと思います。