えんじゃけん

吉野千本桜と高野山・奈良・京都二日間(その2)

4月○日「吉野千本桜と高野山・奈良・京都二日間」
一日目の夕方の部です。

さて、吉野の里を後にして向かったのは高野山。
霊峰高野山ですよ~。
でも、バスガイドさんによると、山の上にある町って感じなんだそうです。
普通に飲食店や土産屋、パチンコ屋、居酒屋とあるそうです。
結構意外ですよね。
高野山といえばお坊さんが修行する厳しい山ってイメージが強かったんです。
それで、高野山っていう名前の山は存在しないそうです。
そこらの山一帯をまとめて高野山と呼んでいるそうです。
高野山は空の上から見ると山がはすの花状に高野山の町を囲っているんだそうです。
なんか、すごいですよね。
それを知って、この地を選んだのか?と思うととっても不思議。

本当は次の日に高野山の奥の院を見に行く予定だったんですけど、
どうもスケジュール的に明日にすると無理とのことで、
今日に急遽見に行くことになりました。
一緒に行った友達はほとんど寝てました。
という私もほとんど寝ていたんですけどね。
これ、知らない人と隣同士でずっとはきついけど、
友達だから平気でしたけど・・・それにしてもバスの移動時間が
長くて結構疲れました。(^^;)

さて、高野山に向かう途中にトイレ休憩ってことで土産屋さんに立ち寄りました。
そこにあった怪しいもの。



カエルです。壁を登っています。
近くに写っている電灯を見れば大きさが分かっていただけるでしょうか?
そう、とにかくでかいんですよ、このカエル。(^^;)

さて、いよいよ高野山へと入っていきます。



とにかくすごいクネクネ道を登っていきます。
窓の外に見える風景は山が折り重なって見えます。
どんどん高く上っていきます。
友達は少し車酔いした感じでした。
私はなんとか大丈夫でした。
個人でくるにはかなり大変だなぁと思いながら乗ってました。

そして、高野山の町へとバスが入っていきました。
本当に普通の町並みに寺院が多めって感じでした。
奥の院には四時半くらいにつきました。


■奥の院入り口

周りはもう薄暗くなっていました。
車から降りるとかなり肌寒かったです。
山の上だけあります。
本当はお土産屋さんとかはもう閉店の時間らしいのですが、
私たちが団体客だたらってこともあって、一箇所だけ開けてくれてました。
奥の院は墓地に囲まれているんですけど、大きな杉の木が沢山生えていて、
世界遺産に登録されている場所なんだそうです。
いろいろな著名人の墓やら、歴史上人物の墓やら、企業の墓やら、
韓国の人の墓やら、仏教といってもいろいろ宗派があるものの、
ここは無宗派でいろいろな宗派の墓があるんだそうです。
奥の院についてはガイドブック等にも詳しくあるでしょうから、
あんまし詳しくは書きませんが、遅い時間だったので貸切状態でした。
日中にくるとかなりの人でわんさかしているとのことでした。

さて、その夜は宿坊に泊りました。
本王院というお寺でした。


■本王院入り口

寺といってもちゃんと個室(和室)でした。


■部屋の様子。写ってないけど手前にはコタツがあります。

壁はかなり薄くて隣の声がほとんどまる聞こえだったけど。(^^;)
精進料理もとっても美味しかったです。

■精進料理を食べた部屋

精進料理とは肉・魚を一切使わない料理です。
出汁としても使ってないとのことでした。
白米がもっちりしていてとても美味しかったです。
白米はおかわり自由で茶碗が空になるとお坊さんが
「お替りいかがですか?」とすぐに声をかけてくださりました。
お坊さんのノリ的には体育会系ノリでとっても元気ハツラツって感じでした。

■精進料理。左上は高野山名物「ごま豆腐」

風呂は四人くらいは裕に入れるお風呂でした。
活性石温泉という温泉でした。
ジャグジー風呂でとても気持ちよかったです。

さて、夜ご飯は日本酒と頂いたんですけど、(最近は宿坊といっても
お酒OKなところが増えているとのこと。もちろん、昔は全体に禁止されて
いたようです。昔は女人立ち入り禁止でもあったしね。)
一本だけのつもりが一緒に行った友達が自分のが飲めないからと、
くれたんだけど、それがね、疲れもあって結構きいてしまったんですよね。
飲んだあとにすぐに風呂に入ったもんだから、かなり酔いが回りました。
そして、理性がぶっとびそうになったんですけど・・・・・・

はい、がんばって、理性を失わないようにしましたよ。
ということで、風呂上りにコタツに入って寝そべりながら少し、今日のことを
振り返って話をしたあとは、布団に入りました。
そう、コタツがお部屋にあるんです。(^^)
高野山ではコタツが一年のうちで出さないのは数ヶ月なんだそうです。
それくらい寒いんですよね。

さて、明日は山を降りて、奈良・京都に向かいます。
出発の前に、お寺の朝のおつとめと精進料理が待ってます。
朝ごはんも楽しみだなぁ。
さ、朝6時からおつとめですので、寝ないとね。
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