えんじゃけん

「贋作・罪と罰」のHPオープン

NODA MAPの次回公演「贋作・罪と罰」のHPが立ち上がりましたね。
そこの中にあらすじがありましたので読んでみました。
戦後60年目の今年。
テレビ番組等でも戦争について考えさせられる特集が多いですが、
この「贋作・罪と罰」は戦後60年の今年に再演することは、
意味あることだなぁとあらすじを見て思いました。
それと私自身、ひっかかっている部分がテーマとなっているので、
野田さんがどういう風にそれを描くのかとても楽しみです。
私がひっかかる部分っていうのは、

>江戸開成所の女塾生・三条 英(さんじょう はなぶさ)
には、ある確固たる思想があった。
『人間はすべて凡人と非凡人との二つの範疇に分かたれ、
非凡人はその行動によって歴史に新しい時代をもたらす。
そして、それによって人類の幸福に貢献するのだから、
既成の道徳法律を踏み越える権利がある。』
その思想に突き動かされ、英はかねてよりの計画通り、
金貸しの老婆殺害を実行に移してしまうが、
偶然そこに居合わせた老婆の妹までも手にかけてしまう。
この予定外の殺人が、英の思想を揺さぶり、
心に重い石を抱かせてしまう。
(中略)
果たして、目的は手段を浄化するのか?!
永遠の命題が甦る革命前夜、
ついに三条 英が心のうちを語り始める・・・・・!

「道徳法律を踏み越える権利」・・・・。
道徳や法律が間違っていると思うなら踏む越える必要はあるだろう。
ただ、それを踏み越える手段が問題なんですよね。
多分、野田さんの作品なので問いかけのような形で終わって、
ハッキリとした答えというものはないのかなぁと思いますが、
観る事で今よりももっと具体的にいろいろと
考えれるかなぁと思っています。

「贋作・罪と罰」NODA MAP
*東京公演:2005年12/6(火)~2006年1/29(日)会場:Bunkamuraシアターコクーン
*大阪公演:2006年2/6(月)~2/18(土) 会場:シアターBRAVA!

■NODA MAP
http://www.nodamap.com/
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