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えんじゃけん

宮内駅周辺を散策(醸造の町 摂田屋)

今日は車で長岡花火大会に行ってきました。
朝5時出です。
前日、なんか寝られず、寝不足のままの出発でした。
途中、サービスエリアで仮眠もとりつつ向かいました。

谷川岳のあたりに来ると気温が25度まで下がりました。
さすが高原は涼しいですね。
谷川岳のSAにも寄りました。

いい見晴らしです。

10時に目的の駐車場が開くのでそれに向けて早めに出たのですが、途中仮眠などした関係で、駐車場には10時10分暗いにつきました。
10分くらいなら大丈夫かなと思って駐車場に入ってみると、半分近くが埋まっていました。
ここの駐車場は会場より電車で3駅離れたところにある駐車場です。
駐車場から歩いて15分ほどで駅に着きます。

駅は来迎寺という駅です。
結構の人が駅の待合室に入って待っていました。
私は駅のホームの椅子に座って待つことにしました。

駅前にあった柳観音堂↓
お花も飾られてお掃除もされている感じでとても大切にされているんだろうなぁと思いました。


駅構内。
線路の様子。
いい感じです。
電車の本数も少なく、このホームでのんびり待つっていうのもすごく贅沢な時間に感じられました。


長岡駅にはまだ行かず、その一つ前の宮内という駅で降りました。
ここは、るるぶという雑誌で紹介されていてそれで行ってみることにしました。
駅中にこのような絵が飾られていました。↓

観光案内のパンフレットの地図はが駅構内に貼られて合って、しかし、パンフレットが見当たらず、駅員さんに尋ねると、一部いただけることができました。
「散策マップといっても、あれぐらいしかないよ」といって、上の写真の絵を指さしました。
駅員さん、もっと自分の担当している駅の街を自信持って案内していいと思いますよ!
宮内、とても面白かったです!
人が少ないのもいい感じでした。


そんな人が少ない中、駅前にいきなりすごい長い列をなしているお店がありました。
なんだろうなぁと思いつつ、とりあえずは街散策に出かけました。

さて、まずはここに入りました↓
秋山孝ポスター美術館です。
ここは、もと銀行を美術館に作り替えた場所らしく、重要文化財になっているそうですよ。

中では秋山孝さんのポスターや立体作品が飾られていました。


かわいいです↓


そして、奥は金庫を改築して、ショップ&カフェになっていました。

銀行の面影が残っています。↓

天井は、そのままのデザインなんだそうですよ。
おしゃれですよね。

入口も素敵です。↓
その時はお客さんが私しかいなくて・・・もっといろいろな人に見に来てもらえるといいなぁと思いました。
昨年まで秋山さんの個人もちの美術館だったようですが、秋山さんが亡くなり、今は市が管理しているんだとか。
7月8日に再オープンしたとのことだったので、再オープンしてすぐ訪れることができたんだなと思いました。

そして、市から運営業務委託を受けたミライ発酵本舗株式会社(まちづくり会社)が、旧機那サフラン酒本舗と併せて担当しているのだとか。
最近、こうした古い街並みを生かしたまちづくりが行われている地域と縁がありますが、すごく応援したくなります。


入口右にあった碑↓


美術館を斜め横から見たところ↓


とりあえず、サフラン酒本舗に向かって歩きます。
すると、江口だんごという看板が見えて来ました。
団子はそんな好きってわけではないのですが、友達で好きな人がいるので、覗いて見ることに。
軽い気持ちで覗いたのですが、これが覗いて正解でした!
門にまわって中に入ると、中は広い敷地担っていて、外から見えていた建物は、ショップ&ギャラリーになっていました。

一階では、お酒や発酵食品を扱っていました。
2階がギャラリーとなっているようで、あがってみることにしました。



すると、かわいい手拭いを発見!
お店の人と話をしながら、どれにしようか悩みましたが、ピンクのねこにしました。
左がわのねこさんと、右側の風景柄の手ぬぐいは作家は別らしく、両方とも長岡市の方の作品なんだとか。
「この猫の手ぬぐいはここでしか売ってないんですよ!」と店員さん。
もう、商売上手すぎです!



奥の建物が団子屋さんのようでした。
手拭いを買うときに、店員さんにかき氷のおすすめを聞くと、みたらしミルクと教えてもらったので、それを食べに奥のカフェへと向かいました。


これが、入口です。↓

ちょっとした時間差だったのですが、すぐに通されました。
もう少し遅かったら、結構待つことになったのですが、良かったです。
こちらも古い建物をベースにしたおしゃれな作りでした。



そして、きました「みたらしみるく」!
どうなんだろうと思ってましたが、これがこれが、美味しい!
みたらしのタレがこんなにも合うなんて!
そして、団子もついてきたのですが、これが柔らかくてもっちりとしていて美味しかったです。
これは、みたらしだんごも食べたいぞと思ってしまう美味しさでした。

かき氷を食べたら、サフラン酒本舗に向かいます。
長岡に入ってから気になっていたことが一つ。
やけに道路が赤いんですよね↓


後で調べてわかったんだけど、雪が積もって雪を溶かす時に、地下水を使うそうなんですが、その地下水に鉄分が多く含まれているので、それで赤くなるんだそうですよ。

しばらく歩くと、先ほどの団子屋さんのギャラリーで教えてくれたギャラリーを発見。
手拭いのねこさんの方ではなく、風景柄をの方の作家さんのギャラリー展をしているとのことだったので、ここも寄ることにしました。


一応、外に看板もあるので、入っていいのだけど、一瞬、戸惑う感じでした。
2階に入ると、版画がたくさん飾られていました。
どれも小さめな作品で、青い作品がたくさんありました。
その青がとても綺麗で。
ポストカードがあったのですが、青の色が全然違っていて買う気まで行きませんでした。
作品を売ってはいたのですが、2・3万したので、買うまで行かず。
(けど、すごく綺麗だったので、2・3万は安いと思います)
作品を見ていると、そのギャラリーにいた女の人が冷たいお茶を出してくれました。


「この作家さんは、青が好きなんですか?すごく綺麗な色ですね」
「夏なので青を集めて涼しい感じにしました。私がその作家なんですけどね」
なんでもギャラリーであり、制作場所でもあるらしく、奥側が制作場所のようになっていました。
思っていたのと違って若い女の方でびっくり。
頑張っているんだな、素敵だなと思いました。
作家さんのお名前は「たかだみつみ」さんだそうです。
ワークショップや木版画講座もしているそうです。
3日前くらいまでに予約を入れると参加できるそうですよ。
次回、また宮内に行くことがあれば予約しておこう!と思いました。

さて、やっとサフラン酒本舗の敷地までつきました。
そこには米蔵という名の建物が。
これはサフラン酒の会社の米蔵を改築して作った建物らしく、中ではショップ&おにぎり屋さんが入っていました。
ここでおにぎりを食べたいと思っていたのですが、お客さんが結構いて席が空いてないので、一旦諦め、敷地内の見学に向かうことにしました。

米蔵外観↑

米蔵内。味噌汁BAR・・・!気になります!!

米蔵内。天井が高いです。
上の写真、右下に写っているのがおむすび屋さん「6SUBI」です。

敷地内にはいくつか蔵があるのですが、結構荒れてます。
今、改修中なのだとか。
道具蔵↑

調整蔵↑

一号蔵↑

一号蔵の鬼瓦↑

「機那サフラン酒本舗『仁太郎ワールド』は無類別製の世界」と書かれた看板。
機那サフラン酒本舗には10棟の建物が残っており、その全てと石垣が登録有形文化財に指定されているんだそうです。

↑それら建物の中でも代表とされているのが、この鏝絵(こてえ)蔵です。
蔵の扉に絵など施す必要はないのに、鏝絵という技法で絵を施し、かつ、この扉は絵が見えるように常に開いていたんだそうですよ。

鏝絵・・・日本で発展した漆喰を用いて作られるレリーフのこと。左官職人がこて(左官後手)で仕上げていくことから名がついた。題材は福を招く物語、花鳥風月が中心であり、着色された漆喰を用いて極彩色で表現される。

漆喰自体に色を混ぜているので、色褪せが少ないのだとか。

側面の扉には12支が描かれています。
しかし、一つの動物だけ描かれていません。
なんだと思いますか?


答えは「さる」です。
商売上、さるは「去る」にもつながり、縁起がよくないということで申はないんだそうです。


正面には、龍や鳳凰、玄武、麒麟などが施されていました。
↑龍と鳳凰をアップ。わかるかなぁ・・・。
角度つけすぎて見づらいですね(汗)

この鏝絵蔵の横に木造の建物があり、ここが受付になっており、奥の建物やお庭を案内してくれるということで申込みました。
寄付金という名義で200円を支払います。・・・もっととっていいと思いますよ!

ある程度、お客さんが集まるまでこの木造の中を見学。
木造の中から先ほどの鏝絵蔵に入れました。
鏝絵蔵は二階建て構造になっており、一階は映像が流されており、2階が資料館のようになっていました。
テレビで特集されたものが流されていました。

2階ではサフラン酒に関する貴重な資料が所狭しと飾られていました。




一階の奥はサフラン酒とは関係ないのですが、昭和懐かし展示がされていました。↓


さて、案内が始まると言うことで声をかけていただき、早速、立ち入り禁止エリアに入ります。
まず、見えるのが、衣装蔵。
下の鉄板は建てられた当時から巻かれてあるののらしく、ほとんどサビが来ないんだそうで。
この建物の扉にも鏝絵が見られますが、こちらの方が作られたのが古いようで、鏝絵蔵ほど派手さはありません。


下からのアングル・・・またしても見辛くて申し訳ない(汗)↓



蔵の下が開閉可能な石戸になっていました。
びんの形の取手がついていました。
この瓶はサフラン酒を表しているんだそうです。
実際に開け閉めしていいとのことで開け閉めしましたが、かなり重かったです。


離れ座敷↓
作りがいちいちお金がかかっている感じの建物でした。
木材も高いものが贅沢に使われていました。


その建物の周りの庭にはたくさんの石が置かれてあり、その一つ一つもかなり高価な石なんだそうです。
説明が抜けてましたが、サフラン酒って言うのは、養命酒のような飲み物で、昔は養命酒とサフラン酒の二つが国内で有力で物凄く売れていたんだそうですが、時が経ち、養命酒の方が勢力を増し、サフラン酒は廃れていってしまったんだそうです。

↓これは富士山の溶岩なんだそうですよ。


離れ座敷の入り口には玄武があしらわれていました。

玄関入ってすぐの縁台。
大きな5枚板でできています。かなり高価な作りなのだとか。




ガラスは当時のままで中越地震の時も割れてないんだそうですよ。
フニュフニュして見える昔のガラスです。
そして、このガラスの枠なんですけど、猪目が入っています。


下の写真は、壁の色が上と下では違います。
鉱石で混ぜるものを変えて色を変えているそうですよ。
おしゃれですね。

こちらも、改修中で、建物内のものの価値もまだよくわからないものが沢山あるそうです。


天井の照明もそのままなんだそうですよ。
家紋が入っています↓


剥製もありました。↓


屏風絵もいくつかありました↓


床の間似合った雀の彫刻↓


壁が剥がれています。改修中という感じがします。↓
床に穴が空いていて、ベニヤ板を渡している所もありました。


2階は床が抜ける可能性あるので上がれなくなっていました。↓
2階の間もかなり凝って作られているので、改修後、また見にきたいなと思いました。
ガイドさんが「5年後にまたきてください。綺麗になっているはずなので」と言っていました。







この後は、道路向かいにある吉乃川酒屋さんへ。
ギャラリーが見られるようになっていました。
ギャラリーにはお酒のBARやショップも入っていました。

今回、長岡花火の三尺玉を提供しているんだとかで、レプリカを飾っていました。



この三尺玉ですが、直径90cmもあります。
重さは280kgだそうです。
花火の材料って重いんですね。
持ち上げるのも一苦労ですね。



クラフトビール↑
日本酒と同じ製法のクラフトビール欲しかったけど、要冷蔵なので、持ち帰りは無理でした。
車なので、飲むのはもちろんできないしで残念。


あ〜、車でなければ飲みたかった!



その後は、味噌屋さん星六へ。
お味噌欲しかったけど、時間の関係上見学だけで次へ。


摂田屋公園。
ここには変わったトイレがあるらしく。
この公園に行くのに少し迷ったのですが、途中で出会った地元の子供達。
元気よく挨拶してくれました。
良い地域だなと思いました。
お店の人もどこもあったかい感じだったしなぁ。

樽型トイレです。↓


次に醤油さんの越のむらさきさんへ。
こちらも見学だけで。


このレンガの煙突がシンボルマークとなっています。
今は機能してないそうです。
中越地震のときに崩れてしまったそうですが、今は2/3の大きさで残しているんだそうですよ。
この建物も登録有形文化財なんだそうですよ。

入口左手にあるお地蔵さん。

そして右手にあるお稲荷さん。






笑顔の狐さまと呼ばれているそうです。
確かに、笑っているみたい!


社の上にも狐がいました。

右手から見たむらさき↓

その後は、またお団子屋さんに戻り、みたらし団子を焼いてもらって食べることに。
焼いているところをガラス越しに見ることができます。


かき氷の団子と同じで、焼いても柔らかく美味しかったです。



そして、団子屋さんのギャラリー下にあったテイクアウトのできるお店で甘酒シェイク。
これもすごく美味しかったです!

さて、駅を降りて気になったお店は「青島」というラーメン屋。
このお店は長岡で知らない人がいなくくらい有名なんだそうですよ。
生姜醤油ラーメンが売りのようです。
3時半くらいだったので、もうさすがに空いただろうと思っていたのですが、それでもまだ並んでました。
駅を降りたときほど並んではいませんでしたが、30分ほど待ってやっと入ることができました。


生姜の風味が効いていて美味しかったです!
待った甲斐がありました。
腹ごしらえもできたので、長岡駅へと向かいます。
花火大会があるということで、臨時便があり、そんなに待たなくても乗ることができました。
普段だとなかなかないみたいです。


後で、調べて宮内で気になった店。

ショウガカレー研究所・・・ショウガカレー
旭屋・・・煮卵パン

次回来た時には食べたい!


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