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えんじゃけん

猿江神社・本所一ツ目江島神社、鶴峯八幡宮

今日は、都内の猿江神社と本所一ツ目江島杉山神社、千葉県の鶴峯八幡宮(市原市)に行ってきました。
午前中に都内。午後に千葉に向かいました。

(1)猿江神社

猿江神社は、毎年、お正月の時期に干支を使った御朱印を出すのですが、奇数日と偶数日で絵柄が違うんです。今日は7日なので奇数日の御朱印をもらいに行きました。
御朱印は9時からやってます。12時から13時までお昼休憩があるので、そこは避けてお参りするといいと思います。


まずは、拝殿でお祈り。
境内の緑がとても綺麗に見えました。ということで、写真を撮りました。↓


境内にはたくさんの狐の像があります。その中でも好きなのが、拝殿横にある狐。

あれ?こんなに二体がくっついていたっけ?まるでキスしているみたいですね(汗)

神社の裏側に回って、一旦外に出ると、神社裏側に北向稲荷神社があります。と、いうか、私、ここに北向稲荷神社があるのを初めて知りました。境内にお稲荷様が祀られているので、すっかりそれがそうなのかと思っていました。御朱印は、この北向稲荷神社の御朱印もあります。

さて、これが今日頂いた猿江神社の奇数日の御朱印。いつも思うのですが、スタンプがむらなくとても綺麗です。どうやって押印しているのだろうと思わされる綺麗さです。偶数日も欲しくなってしまいますよね。

(2)本所一ツ目江島杉山神社

ここの神社は今回初めて訪問です。弁天様ってことなので、水属性の神社かな?ということで、お参りしてきました。行って見るととても綺麗にされている神社でした。
弁財天様は、神奈川県藤沢市江島神社の弁財天の御分霊をお祀りしているんだそうです。
以下は、江島杉山神社のHPからの抜粋です。

 弁財天を深く信仰した杉山和一は武家の生まれで幼くして病により失明し、身を立てるために鍼術を志す。江戸の山瀬琢一に入門するも、技術が向上せず師の下を破門される。
 しかし目の不自由な自分が生きるために何かを成さねばならぬと江ノ島弁天の岩屋に籠り断食修行を行う。満願の日、大きな石につまづき倒れてしまうが、何か足に刺さる物があり手に取ってみると筒状になった椎の葉に松葉が包まっていた。
 「いくら細い鍼でも管に入れて使えば、盲人の私でも容易く打つことができる」
 こうして現代の鍼術の主流となっている「管鍼術」を授かったのである。躓いた石は「福石」として本社江島神社に祀られている。
 その後京都の入江豊明の下で更に鍼術を学び、江戸で開業すると鍼の名人として有名となった。この和一の名声を聞いた五代将軍徳川綱吉が、和一を「扶持検校」として召し抱え、日夜自身の治療にあたらせた。
 六十一歳で盲人最高位の役職に就き「鍼治講習所」を開いた。多くの弟子に鍼・按摩技術を教育し職業の確立を進めた、世界初の盲人教育の場である。
 綱吉公の難病を治療・回復させた功により和一が八十三歳の時、何か欲しい物はないかという綱吉公の問いかけに「ただ一つ目が欲しゅうございます」と答え、元禄六年六月十八日、当地本所一ツ目に総録屋敷の領地を賜わり、また老いてもなお江ノ島への月参りを続ける和一の身を案じ、江ノ島弁財天を当地に勧請して祀ることを許され、翌年には荘厳な社殿が建立された。
 たちまち「本所一ツ目弁天社」と呼ばれ名所になり、江戸庶民の信仰を集めた。
 翌元禄七年五月十八日杉山和一 八十五歳没。
 明治四年 当道座組織が廃止され総録屋敷も没収されるが、当社は綱吉公が古跡並の扱いとしていたため残され、社名も江島神社となる。
 明治二十三年四月杉山和一霊牌所即明庵も再興し、境内に杉山神社を創祀。震災戦災により二つの社殿は焼失するが、昭和二十七年に合祀し江島杉山神社となる。


そんな歴史があるとはつゆ知らず。江島ってつくので、江ノ島の神社と関係あるんだろうなぁとは思っていましたが。杉山和一さんのために最初は建てられたんですね。目が見えないのに、月参りで江ノ島まで行っていたなんて、びっくりです。でも、そこまでしても参りたくなる気持ちもわかります。江ノ島って本当に、何とも言えない魅力のある島だなぁと思うので。岩屋は今は観光化されていますが、昔は真っ暗な感じだったんでしょうね。


弁財天を祀っているだけあり、境内には池があり、橋が架けられています。

拝殿です。中を覗くと、正面上に弁天様と白蛇の絵が二つ飾られていました。

この洞窟は杉山和一さんが断食修行をした江ノ島弁天の岩屋を模して作ったものだそうです。中に入ることもでき、中には神様が祀られていました。人頭蛇尾の姿をした宇賀神像、宗像三女神像、杉山和一検校像が祀られているんだそうです。確かに、3つお参りできるようになっていました。中はT字になっていて、入って突き当たりに、宗像三女人像、左に宇賀神像、右に杉山和一検校像があったように思います。
お稲荷様もありました。杉多稲荷神社というそうです。いつから祀られているのか、どうしてこのような名前なのかは不明なんだそうです。この稲荷の後ろが小高い土地になっているのですが、そこがとても気持ちいい気が流れているように感じました。


お守りですが、美玉石をいただきました。境内をまわっていると美玉洗ってところがあって、何だろうなあと思って社務所の人に聞いたら、お守りの石(玉)をそこで清めて、袋に入れて持ち歩くとお利益があるんだということだったので、早速石を頂いて、美玉洗で清めて袋に入れてみました。



石は勾玉なんですが、色はいろいろありました。色に意味があるのか尋ねると特にないということでした。なので、好きな色を選ぶといいそうです。私は緑が好きなので緑を選びました。よく言われているのは、緑は健康運、癒しなどですよね。
お守りに書かれている言葉を紹介しておきます。
「美玉石」・・・弁天さまの御神徳はびと生命力であり、美しいものに例えられる玉を洗い清め心身の美しさに一層磨きがかかるよう願う御守りです。
とのことです。心身の美しさに磨きを・・・そうなれたら素敵ですね!


写真には映ってませんが、左手前に銭洗、左手奥に美玉洗があります。右手には小さな滝がありました。
御朱印は三種類ありました。私は月替わりの御朱印をいただきました。ウサギが可愛いです。後、弁財天って文字が美しいです。全て書き置きでした。他二種は、通常御朱印と杉山和一検校の御朱印だったと思います。(違ったらごめんなさい)
杉山和一検校の御朱印は期間限定のようで、いつまで頂けるのかは不明です。


(3)鶴峯八幡宮

ここの御朱印もいつもセンスがよく、お気に入りの神社です。最近、境内の整備がどんどん進んでいて、今度は本殿、拝殿の建て直しを考えているようです。平成元年に台風の影響で大きな被害を被ったんだそうです。今はもう見られないのですが、前は境内に林があって、それを見るのがすごく好きだったのですが、台風の被害でいつ倒れるかわからないということで、ほとんどの木が取り除かれてしまい、今は平地になっています。危険であることを考えると仕方ないのですが、好きだった林なだけに、残念だなという気持ちは少し今も残っています。さて、そして、拝殿、本殿ですが、今も雨漏りをしているんだそうです。だから立て直す必要ありなのだそうです。



拝殿前に、トンネルが作られているのですが、期間限定かと思ったら常設になったのかな?という感じです。ただ、吊るしているものは変わっているように思います。今回はカプセルに入った赤い鶴でした。お正月のイメージなのかな?

きっと、撮る人が撮ればインスタ映えなスポットなんでしょうけど、申し訳ないです。私はこれが限界です(汗)
カプセルが球面なので、風景の写り込みが面白いです。写真が上手な人、おすすめ映えスポットですよ。


拝殿です。見た目、古さを確かに感じますが、中はとても綺麗にされていて、まさか雨漏りがしているなんて、全く思ってもいませんでした。


さて、ここの神社にはアイドル動物が二匹います。柴犬と猫です。猫はちよちゃんと言います。すごく甘えん坊な子なのかよく鳴いています。まだ幼いのでおもちゃで遊んであげると大よろこびします。まだ1歳もなっていないんじゃないかなぁ。柴犬はこまちゃんと言います。こまは1歳です。こまの写真も撮りたかったのですが、参拝者さんと遊んでいたので、遠慮しました。またの機会に。


そして、今日は新しいものを二つ見つけました!
五角鳥居というものができていました。これ、小さくて、かがまないと潜れないのですが、五角と合格をかけているんだそうですよ。私も潜ってみたのですが、何の合格を私は願っているんだ?!(汗)と思ってしまいました。小さい鳥居なので、少し背中を擦ってしまいました(大汗)。


後、もう一箇所は、銭洗いのエリアに一つ社ができていました。美麗神社と書かれてありました。木花咲耶姫が御祭神なんだそうです。


獅子舞の頭が拝殿脇に飾られていました。
さて、御朱印ですが、月替わりが4種類ありました。
2枚は書き置きのもの。そして、2枚は直書きのもの。なんでも昨日は、書き置きの片方がなくなるほど、人気だったそうで。おめでたい絵柄の御朱印なんですけど、私は直書きの方をいただきました。

まず1枚目は干支の御朱印。年始にいただけるものです。


そして2枚目は、花札をモチーフにした御朱印。一昨年も花札シリーズだったので、同じ絵柄なのかな?と思っていたら、違う絵柄での御朱印でした。これは楽しみです!今年も月参りしなきゃって思わされます。ちよちゃんやこまちゃんの成長も気になりますしね。後、拝殿と本殿が新しくなるのも楽しみだなぁ。



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