昨日は、もし、好きな人が私に対して悪い記憶が多くなって、私に対して嫌いという
感情を抱いたとしたら、その悪い記憶を忘れて欲しいという書き方をしたけれど、
それでは、多分何も解決しないんだろうなぁと、昨日の日記を書いた後、考えました。
辞書で違いを比べてみました。
「許す」とは、 道徳や法律に反する行動や失敗を、とがめないでおく。
罪として追求をするのをやめる。
「忘れる」とは、覚えていたことが思い出せなくなる。
「許す」とは、「忘れる」のとは違って、その記憶は残っているけれど、
もう気にしないようにすること。
「忘れる」っていうのは、それ自体を忘れてしまうことで、「許す」のとは違う。
もし、相手がそれを忘れたとしても、私は覚えていて、
それについて謝ろうにも、もうその人は覚えてなかったら、謝りようがない。(;_;)
多分、私は割り切れない気持ちが残って、結局はその人とはうまくはいかなくなるだろう。
本当に、嫌な記憶を忘れて欲しいのだろうか?
失敗を忘れて欲しいものなんだろうか?
そう考えてみました。
いや、そうじゃないなと。
忘れて欲しいんじゃない。
許して欲しいし、受け入れて欲しんだと思う。
実は、忘れられるって一番ひどい話のような気がします。
もし、好きな人と限りある時間を過ごすとしたら・・・、
いや、正確にはどの人とも一緒にいられるのは限られた時間だけど、
その時間をどう過ごすかが大切なんだと思う。
もし、嫌いだといわれても、自分が相手を好きなら大切にしたいと思う。
意地を張ってわざと邪険にはしないようにしたいと思う。
後悔しないためにも、私ならそうしたい。
ちゃん実行してます!とは言い切れませんけど、希望としてはそう。(^^;)
そして、許しはその相手だけでなく、自分を、そして大切な人をも許すこと。
誰かを恨むことは自分や自分に関わる人をも傷つけるものだと思う。
自分と関わる深さが深ければ深い分、傷つけるだろう。
だから、自分の大切な人のためにも、許しは大切だと思った。
忘れるんじゃなく、許すのだ。
忘れようとするんじゃなくて、許そうとするのだ。
そうすることで人って強くなるし、人に対して優しくなるんじゃないかなと
この映画を見て感じた。
好きな人に対しては、優しい自分でいたい。
「許すってことは心の扉を一つ開ければいいだけのことだよ。」
だったかな?
映画の中で何度も出てくる台詞。
けど、そもそも私、そんなに一つの感情が続くタイプでもないんですけどね。
いい意味でも、悪い意味でも。(^^;)
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