Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

一つの被写体を撮り続ける姿勢が大切!

2016年03月31日 | 世界で通用するArtistになるために学ぶ!
一つの被写体を撮り続ける姿勢が大切!

毎回書いていますが、今日も書きます。
これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
他人の発想は分かりませんから…。
またこれから書く事を読んで、
「それは違う!」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いでしょう。
100人Artistがいれば100通りの発想があります。
それがArtist(アーティスト)ですから。
・・・・・・・・
今日は月末でとても忙しいので簡単に書きます。
ヨーロッパのある画商から「・・・で・・・な青い池の写真が欲しい」そう言われました。
そこで昨日は過去に撮った膨大なストックフォトからそれを探しました。
数時間かかりましたが…。
(#^.^#)
こういう依頼は海外からよく来ます。つまり彼らはクライアントが希望する条件を満たしている写真が欲しいのです。
僕はそのお客の希望を出来るだけ満たし、満足を与えれるような写真を用意しました。画商はとても喜びました。そしてそれは次の仕事に繋がります。
つまり「顧客満足」は日本であろうと世界であろうと同じなんです。自分の評価・ブランド力を上げるためにも「顧客満足」はKeyワードです。

実は青い池の写真はこれまでに撮り過ぎると言っては変ですが、それほどたくさん撮っていまして、お蔵入りしている写真が殆どです。
画商やクライアントから「・・・な青い池」が欲しいと言われた時に殆ど対応できる様に撮り続けて来ました。結果的にそれが今大きく役立っているのです。しかも僕はその事に5年も前から気がついていました。
世界でArtist活動するなら、少なくともある期間、相当な条件をクリア出来るように『一つの被写体を撮り続ける姿勢が大切!』
少なくとも僕はそう考えています。

ただただテーマも何も無く写真を撮り、ネットで世界に投稿して、それでいつか誰かに認められて有名になる。そしてビジネスも出来る?
残念ながら世の中そう甘くは無いのです。僕に色々意見を求めてメールを送って来られる方の多くはそういう甘い考えの方達です。
またそういう人達は直ぐに騙されます。外国のずる賢い偽画商に引っかかるのもそういう浅知恵の人達です。
つまり賢く無い者は世界でも騙される、詐欺にやられるという事です。

一般の写真家は僕がしている事を理解するのは難しいでしょう。言い換えるなら、簡単に他人が理解出来るレベルなら世界にだれでも出ていけるはずです。しかし世界でビジネスするのはそう簡単ではないです。あなたが賢い方で、世界でArtist活動を始めるようになりましたら、僕の言う事がそう遠くないうちに理解出来るようになるはずです。そして一つの大きな壁にぶつかり、その壁を乗り越えなければいけなくなる。もしその最初の壁を乗り越える事が出来たならチャンスは大きく広がるはずです。頭を使いましょう。
写真家は当然ですが写真を撮る事は好きなはずです。しかしこういう事に頭を使うのは慣れていないはずです。問題はそこにあるのです。
「成功するArtistは賢い!」少なくとも僕はそう考えています。
・・・・・
さて、久しぶりに、自然光で撮った「青い池」をご覧下さい。


"The Blue Pond" November. Biei in Hokkaido,Japan.
Camera:SONY α7RII (ILCE-7RM2)
Lens :SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z
Lens focal length : 55 mm.
Manual mode.
SS= 2 s. F 11. ISO=100. WB=Manual.

実はこの作品もお蔵入りしていた写真の中の一枚です。
こちらは米国の画商に頼まれて条件に合うのを探しました。
昨夜世界の写真サイト「500px」にUpして画商が今頃見ているはずです。多分この写真は人気になるでしょう。
頭を使うのは当然ですが、「ナショジオ」も「500px」も、何でも使える物は使わなければダメです。
世界で戦うのですから、何も戦略が無ければ、黙っていたなら、惨めに敗北するだけです。
The Blue Pond,Hokkaido
・・・・・
さすがにカメラの画素数が4千万画素を超えてきますと精細さや立体感が違って見えます。これは4K、8Kの世界で観賞しますとハッキリ分かるようになります。
だからこそ同じ被写体でも撮り直す必要があるのです。写真が絵画と違う部分でもあります。
つまり科学の最先端にある道具を使う事で出来上がる作品も違うという一面があるからです。
プロやArtistは撮影と現像において常にその先端を見つめていなければいけないのです。
この写真はセンサーのゴミさえ撮影時に無くして、8K観賞のために完璧な画質を追求した一枚です。間違いなく近い将来、画質つまり画像のクオリティーは、Artistが世界で活躍するために求められる重要な要因(ファクター)になるでしょう。そういう将来の先見性やクライアントに対する推察力を鍛え、今出来る事から実行していく。そういう姿勢が実は大きな評価の差に繋がっていくのです。
・・・・・
他人がどう思うかではなく、自分がある目的のために「意識」をもって行動する。
成功するためのプロセスに関して言えば、全ての世界において共通した項目があるはずです。
少なくとも僕はそう考えています。
頑張りましょう!

ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
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