世界中の画商が見ている…。
これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
「それは違う！」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いのです。
100人写真家がいれば100通りの発想がある。
それがArtist（アーティスト）です。
(#^.^#)
・・・・・・・
前回書きました様に、最近はこのブログを読まれている方からの嬉しい報告が多数あります。
どんどん日本人が世界に挑戦していて嬉しいです。
そこで今回は、僕がこの5年間世界に挑戦しながら経験した世界のWebサイトについて書きます。
あくまでも僕の感覚ですから、実際に皆さんがそう感じるかどうかは分かりませんが、その点はご了承ください。
まず世界でPhoto Artistを目指す者がもっとも重要視すべきは「ナショジオ」です。
今さら言うまでもない事ですが、何と言っても「泣く子も黙るナショジオ」です。
ここは押さえておくべき大切な基本です。
次はそれぞれの国によって重要視すべきWebサイトが色々あります、当然です。
まず何と言っても英語圏に大きな影響力のある米国。多数の画商が「才能」を探しています。
そして彼らが閲覧する数多いWebの一つが次です。
『My Modern Met』
丁度今行われている「ナショジオのフォトコンテスト」から編集者選出された写真を、さらにこのサイトで特別に選んで掲載しています。
日本人は二人掲載されています。二人ともFacebookの友人であり、このブログを読まれている方です。
特にMr.Yamamuraは、僕がフォトコンテストの審査員を務めた事もある世界レベルの写真サイト「パシャデリック」の運営者であり、僕の宿「てふてふ」にも遊びに来て下さいました。
素晴らしいですね！ おめでとうございます!!
このサイト「My Modern Met」は重要です。そもそも現代アートに眼を向けて掲載しているサイトです。
読者数も多いですし画商も一見するサイトの様です。
また上記の掲載で分かるでしょうが、まず「ナショジオ」の存在が米国においては他に比較すべき物が無いほど大きいのです。
よってそこで注目に値する様な結果を残す事はきわめて大切です。
そしてそれが米国内で色々なサイトで掲載されるきっかけとなります。
ただ注意しなければいけないのは、「テーマ」のない単発作品では他人の中で紹介される、つまりその他大勢の中の一枚として紹介されるだけです。これは全ての有力で著名なサイトに共通した事です。
せっかく一枚紹介されたのなら、次は「テーマ」で勝負して、自分だけの特集を組まれる様に努力すべきでしょう。
それが世界に進出する、具体的に言えば、著名な画商に見出される大きな大切な一歩になります。
実は僕がある画商の目に留まったのもこのサイトがきっかけでした。
最初はやはり「ナショジオ」での入賞がきっかけで一枚だけ紹介されたのですが、その後「テーマ」を決めて掘り下げましたら特集されたのです。
『Beautiful Blue Pond in Japan Turns Spectacularly Green』
上記タイトルをクリックして頂ければ分かります様に僕だけの特集になっています。これはすぐに反響があり、米国の会社と画商数件から問い合わせや連絡が来ました。
素晴らしい宣伝効果です。
また最近僕の友人も同じ様に特集されました。
『Interview: Exploring the Wonderful World of Wild Foxes in Japan with Hiroki Inoue』
僕は彼に言いました。「近いうちに世界から色々問い合わせが来るよ！」
どうやら現実にそうなっているようです。
素晴らしい！
(#^.^#)
またさらにユニークな日本人も特集されました。
以前僕がこのブログで紹介した方です。
『日本の写真の最先端を走るフォトグラファーを紹介するガイドブック！』
そうです、彼です。あのタクシードライバー。
ご覧下さい。
『Japanese Taxi Driver Creates Dreamy Multiple Exposures of the City While Looking for Passengers』
素晴らしいですね!
彼の様なArtistがどんどん世界に出て欲しいです。
タクシードライバーをしながらArtist。カッコイィーですね～。
そもそも商業写真家がArtistになれる訳ではないのです。
ハッキリ言いまして写真なんか何処でも撮れるのです。
彼の様にセンスがあれば、タクシーを運転しながら仕事中にだって撮影出来るのです。
そう言えば僕の友人にトラック野郎の写真家がいます。長距離ドライバーですが、良い写真が撮れた時は僕にメールして来ます。
彼らに共通しているのは「センスと意識」。それがいかに大切であるかという見本ですね。
多分僕はいつか彼の運転するタクシーに偶然乗り合わせる様な気がします…フフフ。
(#^.^#)
さて、米国には実はもっと凄い人気のサイトがあるんですが…紹介したいんですが時間がなくなりました。いずれまた書きます。
もちろん今後は世界各国のサイトも紹介するつもりです。
何にせよ大切な事は、皆さんが世界に向けて自分自身を露出する事です。
そうすれば画商があなたを見つけるチャンスが増えます。
もし運よく素晴らしい画商に見出されたなら、彼らはあなたを育ててくれます。
そして写真の価格もあなたが決めるのではなく画商が決めてくれます。つまりお互いにビジネスパートナーになるのです。
まだまだこの広い地球上ではたかが写真の小さな世界においても、
「あなたの知らない世界」が存在しているのです。
経験しなければけして知る事の無い世界が在ります。
その世界の話が出来る仲間を一人でも多く僕は作りたいのです。
だからこうやってここに書いています。
一緒に世界に出て、新しい事を体験して、
自分の未来を自分で切り開くために頑張りましょう。
多分この先10年後は、もはやこんな事を書く必要はないはずです。
なぜなら世界に出るのは普通の事になっているでしょうから。
僕はそう期待しています。
それでは今回はこの辺で…。
(#^.^#)
追伸
上記サイトは現代アートを取り上げるので、面白いテーマで特集される事がよくあります。
例えば次です。
「Photoshop Master Seamlessly Combines Two Celebrities into One Famous Face」
面白いですね！
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
ケント白石 写真家の宿「てふてふ」
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