Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

青い池の本当の色は、AdobeRGBをカバーするモニターで無いと見られない!!

2019年04月25日 | ケント白石の科学的写真術講座
青い池の本当の色は、AdobeRGBをカバーするモニターで無いと見られない!!

今年の夏「あるイベント」で、EIZOとDELLがモニターの展示をされる予定です。

既に日本が世界に誇るモニター製造で有名なEIZO。色に関する精度・再現性の高さはもちろん、その総合力・信頼性においても海外製品の追従を許しません…少なくともケントはそう感じております。

そして一昨年、世界に先駆けて話題になった8Kモニターを発売したDELL。この高解像度が表現する立体感は全く新しい世界です。発売後2年近く経った今も、ハイアマチュアやプロが使える唯一の8Kモニターです。

もちろんKentは、EIZOの27インチモニターとDELLの8Kモニターを、常に2台前に置き、毎日写真の現像をしております。今もそれらを前にしながらこのブログを書いております。


左はDELL 8Kモニター・右はEIZO ColorEdge 27インチモニター

ところで、次の写真をご覧ください。


2019年4月北海道美瑛町「青い池」

…そしてこの時期も、夜のライトアップが素晴らしい~です。4月30日迄開催します。ぜひお見逃し無く!!



実は上の2枚の写真は、本当はもっと美しい色なんです。
しかし…残念ながらWeb上では、sRGBの色範囲でしか再現出来ないために、くすんだ透明感の無い酷い色になっています。もし上記で紹介したEIZOの、AdobeRGBの色が高精度で再現出来るモニターならとても美しい色を見ることが出来ます。

自然界の色を正しく再現することは難しいのですが、現在の高性能なモニターはそれをかなりのレベルで可能にしました。

プリントに関しましても色々あり、風景写真以外、およびモノクロ等は、僕自身、今現在においてもプリントが素晴らしいと感じております。…しかしリアルを表現できる、つまり元来、絵や印刷ではなかなか表現出来ない自然界にあるリアルな色や階調表現は、プリントでは難しいと感じます。少なくとも風景写真に関しては、僕は今後、高性能なモニター展示に拘ります!!

今回夏に行われる「イベント」で、素晴らしいモニターで表現される色や階調表現をご自身の目でご覧頂きたいです。もちろん、ケントもそれらの素晴らしいモニターの実力を、皆さんの前で講演させて頂く予定です。

精度の高い色再現が出来るEIZO。
立体感が素晴らしい高解像度のDELL 8Kモニター。

ぜひ皆さんはこの夏、
AdobeRGBの美しい世界、
8Kの立体感溢れる高解像度の世界、

どちらもご自身の目でお確かめ下さい!

5月に入りましたら、その「イベント」の詳細が発表されます。
どうぞお楽しみに!!

尚余談ですが、
下記ケントの「科学的写真術講座」では、上記2枚の貼付写真のAdobeRGBデータを受講生に提供しております。

そのデータをEIZOのAdobeRGBまで色再現出来る、高精度のモニターでご確認頂きますと本当の色が分ります。

ただしご注意下さい。
AdobeRGBまでカバーして色再現出来ると書かれているモニターは、巷で山のように販売されてますが…疑問符がつくような粗悪なモニターも少なくありません。カメラ同様にモニターに対しても正しい知識が必要です。また通常きちんとしたモニターなら、まず10年は使えます。逆に言うなら、10年も使う道具だからこそ品質には拘りたいですね!!

…そしてもう一点、
Windowsのビューアーソフトは使わないで下さい。正しい色は見られません!写真愛好家なら、Photoshop等で観賞されるべきです。

この辺りの詳しい解説も上で書いた「イベント」で講演する予定です。



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ここからは、Kentの宣伝広告なので、興味のない方は読まれなくても結構ですよ!…笑。



ケント講座の人気講義の一つ「動画講義」をちょっとだけご覧に入れます。
以前ある方に、数枚の素人写真を見せられまして…「これらの写真の中から3枚選んで、現像と解説をして下さい…。」そのようにお願いされました。講座の中で詳しく講義しているんですが…写真にとって最も大切な「訴求ポイントと絵心」の話にも繋がりますので、ぜひご覧ください。

『絵心で駄作を作品にする!』(約12分間)


2018年3月からは、8Kモニターを使い、「現像とプリント制作の講座」を開始。ソフト「Lightroom」を使った現像をしっかり学び、モニター画像とプリントの色合わせや基礎的な印刷方法、さらには額装の仕方も学ぶ。
また同年春には講座内でフォトコンテストを開催。
優れた作品35点を選出して、札幌市内のギャラリーカフェにて展示しました。参加された皆さんの楽しい雰囲気を次の動画でお伝えします。

★科学的写真術講座 受講生作品展 オープニングパーティー
(撮影:Hideyuki Nakatani)


さらに講座では受講生が投稿した写真を動画で講評する事もしています。さらに世界に発信するための「意識」について、ブランディングを交えた講義もしています。また僕が提供するTiffやRAWデータを受講生の皆さんが現像する課題も行っています。
そして…
僕の写真術講座は受講生が全国にいるので、皆さんが各地で盛んにオフ会を開いています。受講生の皆さんが自ら積極的に活動するのもこの講座の大きな特徴の一つだと思います。
2017年4月は受講生の協力によって、東京のソニーストア銀座で公開講義、および六本木のDMM本社で写真講評会を開催しました。そして11月は九州の長崎から始まり、そのまま北上しながら、全国で受講生だけの写真講評会・懇親会を開催しました。

また2018年7月に、北海道室蘭市で開催された「撮りフェス」では、『ケント白石賞』まで作ってSONYの最新カメラを賞品としてプレゼントさせて頂きました。
★室蘭「撮りフェス」は最後に『ケント賞』で盛り上がって無事終了しました!


全国で写真講評&講義


時には自ら撮影モデルに成ることも…笑

そして嬉しい事に、今現在世界中のフォトコンテストで入賞者が相次ぎ、嬉しい報告がどんどん寄せられています。
入会金はもちろん無し、一ヶ月単位で入退会が自由。いつからでも入会出来、いつでも退会出来ます。
さあ「科学的写真術」を学びたい方は次へどうぞ!すでに多数の皆さんが受講されています。
『ケント白石の科学的写真術講座』

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Kent Shiraishi is a Photo Producer and SAMURAI Photographer.
When it comes to art and design, the hottest thing out of chilly Hokkaido is photographer Kent Shiraishi. Mac enthusiasts working on the Apple operating system probably already have one of his simple yet arresting photographs – “Blue Pond and First Snow” – as wallpaper on their laptop screens. The Blue Pond, which Shiraishi has captured in every season, is fed from a volcanic hot spring, so its hyper-natural turquoise color can be partially explained by the presence of minerals.




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