Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

極論すれば現代の写真術は撮影50%現像50%です。撮影はもちろん「現像力」も身につける事が大切!

2016年01月03日 | 世界で通用するArtistになるために学ぶ!
日本が世界一なのはカメラの製造だけではない!
撮影技術や現像技術・そして撮影マナーも世界に広めたい!!
Scientific and contemporary photography technique.
Learn the technique and mind!

毎回書いていますが、今日も書きます。
(#^.^#)
これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
他人の発想は分かりませんから…。
またこれから書く事を読んで、
「それは違う!」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いでしょう。
100人Artistがいれば100通りの発想があります。
それがArtist(アーティスト)ですから。
・・・・・・・・
さて、年々外国人の「撮影ツァー」の申込みが増えてきました。
しかも僕の場合は撮影マナーに関していつもきちんと説明しているせいか、『Coolな写真家』のお客様が多いです。そして口コミやネットで評判は広がり次に続きます。1月も宿泊される外国人のお客様はもちろん、宿泊なしで撮影と現像講義を合わせた「科学的写真術講座」を受講される外国人のお客様もいます。今年はそういうお客様が増えると思っています。

昨夜、外国の旅行会社から電話が入りました。
『私どもは高級な旅行を企画しています。だいたい1回の旅行費用が100万円~200万円の旅行です。今回は写真が趣味の人達で10名~20名ほどの高級撮影ツァーを企画しています。
この企画のためにお客様のアンケートを取りましたら、「Kentさんの撮影ツァーと現像講義を受講したい。」そう書かれた方が多いのでお電話をさし上げました。まだ企画の段階ですが、もしお願いしましたらお受けして頂けますでしょうか?』
当然まだ企画中の案件ですが、通訳を一人つけて下さると言うお話でした。
そこで僕は「10名でも、20名でも、科学的写真術講座の受講は全く問題ありません。ただし条件として、写真やカメラの知識が多少なりともある通訳をつけて下さい。また僕は撮影マナーに関しても、お客様に失礼の無い様に配慮しながらご指導させて頂きます。この事をご了解頂けるなら、何も問題ありません。おそらく参加されたお客様は皆さん満足されるはずです。僕はその事に関しましては自信を持ってそう出来ると申し上げます。」そう言いましたら電話の相手は喜んで、「ありがとうございました。それでは早速検討させて頂きます。」そう話されて電話を切りました。

実は昨年末からこういう電話がすでに5ヶ国から来ています。年末には企画される方自らが撮影好きで、電話口で僕と写真談議になりました。その会話の中で「現代の写真術は簡単に言えば撮影50%現像50%です。デジタル技術の塊であるカメラとソフトを使うのが写真ですが、そこに個人の才能やセンスを発揮するアナログ的な要素が『現像』という過程に一番反映するのです。よって現像出来ない方は極論すれば個性を捨てた写真家。デジタルカメラに使われている写真家。極論ですが僕はそう考えています。」そんな話をしましたら、ずいぶん興味を持たれて結局電話で1時間以上語り合いました。

僕はずっと以前から「写真術はアナログ的な感性と科学技術の融合である」そう語ってきました。
これからますますその形がハッキリしていくと思います。
特に科学技術の進化その塊であるカメラが、それ自体ですでにかなりのレベルで完成された写真を撮ります。よって自分の作品イメージを持たない者、持てない者は、ただシャッターをカメラの代わりに押している事になりかねないのです。
少なくともアーティストを目指す者は、自分のイメージを持つのは当然ですが、そのイメージを完全に表現出来るような『現像力』を身につける必要があります。

そもそも「撮って出し」が最高の写真だと考えている方は多数存在します。それはそれで問題ありません。どう考えようと自由ですから。
しかし少なくとも僕が作品を創作するなら、「撮って出し」が作品になるには、カメラがもっともっと進化して何十年も先まで時間がかかるでしょう。なぜなら僕の頭の中で完成しているイメージはカメラでは到底創作出来ないレベルだからです。センスと才能の無い方はまずこの事が理解不能なのです。ですからそういう方に語ったところで仕方が無い事が分かります。議論してあるいは話して理解して頂く事が無理なんです。
僕はそういう無駄な努力は既に止めました。
今年も、僕の話している事、書いている事が理解できる方のみ相手にしたいと思います。
(#^.^#)
もちろん普通の方、一般の写真家の皆様も、たとえ少しでも自分のイメージを表現出来る様な「現像力」を身につけますと、もっともっと写真が楽しくなるでしょう。この事に疑問を挟む余地はありません。なぜなら、僕が指導した皆様は例外なくそう感じられて、以前よりもっと写真を楽しんでおられます。
一度知ると後戻りできないほど楽しい魅力的な世界がそこにあるのです。

『デジタルとアナログの融合』まさにそれが現代の写真です。そして未来はアナログだデジタルだという言葉さえ語られなくなるでしょう。少なくとも僕はそう考えており、これからは世界中の人にその楽しみ方を伝授したいと思っています。

写真は最高。誰でも素晴らしい思い出を残せる。誰もが自分が抱くイメージを表現出来る。そしてマナーを身につけたCoolな写真家はカッコイィー


10人でも、20人でも、160インチのプロジェクター、65インチの4K-TV、最新のモニター・カラーマネジメントツール等を使い、ご自分のイメージを表現出来る様講義します。
『優れた学習方法の一つは、僕と一緒に撮影されたご自分の写真をまず自分で現像する。一方でその同じ写真を僕が現像する。そして二つの作品を比べる事です。この学習方法はとても有効でもっとも学習効率が高い方法の一つでしょう。』自分のイメージを持ち、表現出来るようになるために、この方法はとても優れていると思います。
まずは今年から学びましょう。
(#^.^#)
追伸:
National Geographic Photo Contest 2015
世界最高峰のフォトコンテストの結果が発表されました!
ご覧下さい。
National Geographic Photo Contest 2015 Winners!
また今年は久しぶりに日本人が入賞しました!
ご覧下さい。
Hill of Crosses
素晴らしいですね!! 少女の服のピンク色が抜群!
おめでとうございました

このコンテストで入賞することがどれほど難しいか?
ちなみに2011年に僕が日本人で初めて入賞してから5年間で僕以外に二人、つまりまだ3人しか入賞していません。年々日本人の応募投稿数は増えているのですが…いかんせん世界のレベルは高いのです。その中でこうやって入賞された事は快挙です。嬉しいですね!

そしてまだまだ才能とセンスにあふれた日本人がいるはずです。
どんどん挑戦して下さい。
期待しています!頑張ろう!!
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
★ケント白石 写真家のCafe「てふてふ」
Open Time : 13時~22時 不定休 写真術講座開講中
Tel:0166-92-5137
撮影で不在の時が多いです。来館前にお電話下さい!
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
ケント白石 写真家の宿「てふてふ」
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