Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

孤高の木 - 被写体を創る!

2016年05月01日 | 世界で通用するArtistになるために学ぶ!
孤高の木
被写体を創る!

これから書く発想はもちろん僕自身の発想です。
「それは違う!」と突っ込まれても困ります。
もし違うと思えば、それはそれで良いのです。
100人写真家がいれば100通りの発想がある。
それがArtist(アーティスト)です。
(#^.^#)
・・・・・・・
誰にも迷惑をかけずに目立つ!
この木には白い葉がつく。
我が道を行く孤高の木
その木をテストでライトアップしてみました。
ご覧下さい。


今は葉の無い木ですが、もう少ししますと白い葉がつきます。
そうなると本当に目立つ木です。
しかし普段は誰もが眼もくれない木です。
僕はそこに光を当てたい。
なぜなら素晴らしい被写体になるからです。


同じ木ですが、ライティングで変幻自在です。
しかもこの場所は誰にも迷惑をかけません。
たまたまこの日の夜は曇りでしたが、晴天なら満天の星とコラボできます。
また雨降りも素晴らしい絵になるでしょう。
そうなる様に創作します。

Artを創作するライティングは一般の方が考えているより遥かに難しいです。
スタジオで「物撮り」するのと感覚的には同じです。
ただ自然相手なので周囲に人工物があり、天候の変化も考えなければならず大変です。
一般的な街の電気工事やイベント屋さんに頼んでして頂くライティングとの大きな違いは、写真家がその仕事に関わる事です。
つまり通常行われているライティング作業では現場に写真家は存在しません。
皆さんと同じ様に既に出来上がって照明された現場を撮影する訳です。
しかしそれでは必ずしも素晴らしい被写体になりません。
そもそもスタジオ以外でライティングをする方達に、「被写体を創作する!」、その様な意識が無いから難しいのです。

僕達のライティング・プロジェクトチームは、僕と電機会社、ライティングデザイナー、それぞれが持ち味を活かして協力体制で創作します。
素晴らしい「物」を創るためにはけして一人では出来ません。Artは多数の協力があって初めて出来るのです。
少なくともArtなライティング創作に関しては、僕はその様に考えています。
・・・・・・・・
この木が白い葉でつつまれる頃、再度ライティング出来る様であれば、どれくらい素晴らしいか?
きっとご覧になればご理解頂けると思います。

最後に今回掲載した写真は全てJpegで、レタッチ作業で近くにある小さな不用物は除去致しましたが、それ以外、例えば色彩等は撮影時のままです。つまり撮影時に完璧にライティングして、絵は完成しています。
出来れば雨が降るともっと幻想的になったと思いますが…。
こればかりは天候ですから仕方が無いですね。
(#^.^#)

「孤高の木」 北海道
Camera:SONY α7RII (ILCE-7RM2)
Lens :SONY FE 24-70mm F2.8 GM
Manual mode.
SS=20 s. F2.8. ISO=100. WB=Manual.
Not use filter.

発売されたばかりの最新のSONYの標準ズームレンズを使いましたが、ワイド端の絞り開放でも素晴らしい解像力です。
脱帽しました!
このレンズはこれからじっくりテスト撮影しますが、世界最高レベルの標準ズームになるだろうと期待しております。
・・・・・・・
最後に、
今後は北海道の埋もれた美を発掘して、磨けば光る石の様に、光を創作して当てれば素晴らしい被写体になる様な材料をどんどん見つけていきたいと思っています。
ご自分の住んでいらっしゃる街の未来を考え、町興しに興味や関心のあります方はご連絡下さい。
北海道を世界的な観光地にするために努力致します。
ぜひご協力下さい!
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
ケント白石 写真家の宿「てふてふ」

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