Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
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SONYα7R II (ILCE-7RM2) はPentax 645Zと互角の勝負!

2016年09月22日 | SONY Camera
SONYα7R II (ILCE-7RM2) はPentax 645Zと互角の勝負!

さて、前回は『My favorite lens : Zeiss Loxia 21mm F2.8
SONYのEマウント用に今年発売されたレンズについて書きました。最近は次々と素晴らしいレンズが発売されています。

ところが以前から僕がこのブログで褒めてきた中判カメラPentax 645Zの方はどうでしょう?
6年も前に645Dが発売されてから、デジタル用の最新レンズは僅かに3本、途中4本だったのが1本生産中止になりました。現在たったの3本です。6年間で3本ですよ!ハッキリ言いまして作る気持ちが無いと思っちゃいます。この事が買うかどうかいつも迷わせていました。と言いますのも645Zのボディとレンズ3本、もろもろ買って約200万円です。一度そのシステムを揃えたなら、簡単に他に移行できないからです。
SONYα7R II (ILCE-7RM2)が発売される前なら、僕はそれでも考えたでしょう。しかし今ならどうか?そんなに金払う差があるのか???

ここから書くのはもちろん僕の意見です。別に賛成する必要はありません。皆それぞれ意見は違うからです。

結論から書きます。
僕がテストした感覚では、200万円かけて645Z一式を揃える価値なし。
つまりその価格の差は無い。

ここで大きな画像を掲載出来ませんから、皆様にその差を確実に見て頂く事は出来ませんが・・・
それでも一応画像を貼っておきます。





どちらがどちらのカメラで撮ったか分かりますか?
わからないでしょう???
実は100%等倍で見てもその差は殆ど分からないのです。

フルサイズの1.7倍あるセンサーだから画質が良いはずと、頭の中で決めつけやすいですが、実際に試して比較すると大した差は無いのです。
まして200万円も金払って買う価値を僕は感じません。
つまりSONYの方はどんどん素晴らしいレンズが発売されています。よって高いレベルの画質が生れていきます。
それに比較して、殆ど古いレンズで戦う645Z。レンズがお粗末すぎて画質の向上が止まっているのです。つまりカメラというものはボディとレンズの両方で画質を作っているのです。当然ですよね。
という事で僕は少々失望しています。

ところで先日、
富士フィルムがミラーレス中判カメラを発表しました。
全く新しくこのカメラのために開発された中判ミラーレスカメラシステム「GFX」
「1kgを切る軽量ボディと富士フイルム史上最高画質を両立させた画期的新システム」だそうです。
FUJIFILM GFX 50S
この発想に驚きました!新しいレンズも来年中に6本も発売する予定だそうです。
これには拍手喝さいです!!
過去のフィルムカメラ時代のレンズが使えるかどうか?
そんな事に拘っていたら、世界最高のミラーレスカメラは作れません!



正直に言いまして、Nikonにも少々期待していたんですが・・・
今回きっぱり心を決めました。
Nikonのシステムは全て売り払います。
そうしますと簡単に100万円以上になりますので、もし発売予定の富士の中判ミラーレスカメラが期待通りなら、そちらを追加購入します。
もちろん買う前にテストする予定です。
(#^.^#)
しかしNikonはフルサイズどころか、APSサイズのミラーレスカメラも無く、将来果たして厳しいカメラ競争を勝ち抜けるのでしょうか???
ミノルタの二の舞にならない様にして頂きたいです。
Nikonをずっと愛してきましたが・・・いよいよお別れです。

そして早くも次期機種であるSONYα7R III(ILCE-7RM3) に期待したいのは、次の3点。
色々あるんですが、1年以上使って来てどうしても許せない改善して欲しい点があります。
1.防滴防塵ボディにする。
2.SDcardのダブルスロットにする。
3.起動時間を早くする。

この3点はプロが使うのにどうしても必要。
他社が出来る以上、技術の問題では無いはずです。カメラを作る姿勢の問題です。
『カメラメーカーじゃない!』などと言わせないためにも、ぜひ改善して頂きたいです。

さて来年は色々新しい事に挑戦する予定ですが、
カメラはSONYを中心にFUJIまで手を伸ばすのか?
個人的に、僕自身とても楽しみです。
FUJIの開発の皆さん、期待していますよ!
(#^.^#)

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