福岡タワーとの対話

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ベームの指揮でR.シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」を聴き比べる

2017年11月06日 17時01分07秒 | 音楽、聴き比べ
2017年11月6日月曜日、天候晴れ。午後3時40分現在時外気温21℃湿度58%、西の風1m/s。
3連休明けの月曜日、今日も青空だ。
午前中ハローワークへ、求職情報を検索。
10件ほどプリントしてきた。
今週は、求人先へタマを投げる準備に入りたい。
必要な書類もきっちりとそろえて・・・

さてと今日はタイトルの通り、R.シュトラウス最後の交響詩「英雄の生涯 作品40」を聴き比べました。
この作品、カール・ベームの指揮で以下の3つの音源を所有してます。


バイオリン:エーリッヒ・ミュールバッハ
管弦楽:ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
録音:1957年2月、ドレスデン(モノラル)

上記の通りモノラル録音盤です。
ですが、シュターツカペレ・ドレスデンの透明感ある金管楽器群は伝わります。
作品5曲目、5.Des Helden Friedenswerke (英雄の業績)の部分では、これまでの交響詩がめくるめくように演奏されます。
まさに「業績」を表現してます。ドン・ファン、ツァラトゥストラ、死と変容、ティル・オイゲンシューゲル、マクベス、ドン・キホーテ・・・
聴き込んでますと、モノラル録音だと言うことを忘れてしまいますね。


バイオリン:ゲルハルト・ヘッツェル
管弦楽:ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
録音時期:1976年4月
録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

シュターツカペレ・ドレスデン盤から19年後の録音です。
ステレオ録音なのですがどうも、浅いというか薄いというか、何でしょうねえ。
迫ってこないんですよねえ。


管弦楽:ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
録音:1976年8月11日、ザルツブルグ音楽祭大ホールで収録
   オーストリア放送協会提供の録音テープから。HNK-FMにて1976年12月22日放送。
上記メモの通り、41年前にFMエアチェックしたものです。
この時はMaxell UD7号オープンテープに録音してますね。
これは結果的に正解でした。
これまでにも何度か述べましたが、オープンテープの圧倒的な情報量に今更ながら驚いてしまいます。
カセットテープには収まらない音の情報量、その奥行き、左右の分離、豊かな音の空間に、
しばし聞き惚れてます。
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)の透明感あふれる金管楽器群、これを聴くだけでも価値アリです。
会場の音響とマッチしているんでしょうね。
この時のソロ・バイオリンが誰かは判りませんが演奏全編を通して、音の透明感に一片の曇りもありません。
演奏後の解説(渡辺学而氏)にもありますが、
ベームとシュターツカペレ・ドレスデン、完全一体となってR.シュトラウス作品を奏でます。

ウィーンフィルとの録音から数ヶ月後の演奏です。
これを聴くことで指揮者とオーケストラのマッチングというのが良くわかります。
作品次第で随分と変わりますね。
ワーグナーの序曲とか、ブラームスとかは良いんですがねえ。
あと、ヨハン・シュトラウスもベームとウィーンフィル盤で良いですよね。

あくまでも個人の感想ですから異論もあるかと思いますが、今回の聴き比べでは、
1976年ザルツブルグ音楽祭での演奏で決まりです!


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