福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

ジュゼッペ・シノーポリという指揮者のこと(その3)

2015年06月06日 09時00分15秒 | 音楽、聴きかじり
2015年6月6日土曜日、シトシトの雨は昨夜来で止み、今日は朝から青空が覗いております。午前8時50分現在時外気温20℃湿度85%、北北西の風4m/s。
約1週間ぶりのブログ・アップです。テーマは相変わらず、シノーポリを引っ張っています。

シノーポリ指揮の作品から今朝はこの1枚を。
Paganini; Saint-Saëns: Violin Concertos

Gil Shaham; Giuseppe Sinopoli: New York Philharmonic Orchestra
パガニーニ作曲:ヴァイオリン協奏曲第1番変ホ長調作品6
サン=サーンス作曲:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61
ヴァイオリン:ギル・シャハム
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1989年12月

この時はニューヨーク・フィルハーモニックとの演奏。この当時盛んにニューヨーク・フィルとの演奏作品を録音しているようだ。

シャハムとは他に4曲(シベリウス、チャイコフスキー、ブルッフ、メンデルスゾーン)のヴァイオリン協奏曲の演奏作品も遺している。この時の管弦楽は手兵・フィルハーモニア管弦楽団である。
Sibelius; Tchaikovsky: Violin Concertos

Gil Shaham; Giuseppe Sinopoli: Philharmonia Orchestra
シベリウス作曲:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
チャイコフスキー作曲:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品45
ヴァイオリン:ギル・シャハム
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団
録音:1991年12月
所有していないブルッフ、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲演奏作品も是非聴いてみたい。

シノーポリと言う指揮者、良く分を弁えて(失礼!)いるというか正攻法というか、独奏者の前に決して出ない指揮っぷりに好感が持てる。これら協奏曲しかり、歌劇もしかりで。きっちりとソロイストの仕事を引き出すと言うのでしょうか、例えは悪いが建築現場の現場監督!を思わせます。腕の立つ職人さんを立てながらもしっかりと仕事の結果を引き出す、やはりプロなんですよね。見た目の風情は学者然としてますが、遺した仕事ぶりは流石の監督仕事(私観です~)でしたね。


日本ブログ村クラシック鑑賞ランキングに登録しています。あなたの応援ポチポチ、お願いします。
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へにほんブログ村

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。