福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

ベームの指揮でシューベルトの“グレート”を聴きかじる:ベーム/後期DG録音集より~

2015年06月14日 03時05分55秒 | 音楽、聴きかじり
2015年6月14日日曜日、真夜中の空は闇夜っぽい。午前2時半過ぎ現在時外気温20℃湿度93%、北東の風2m/s。

先日入荷の「ベーム/後期DG録音集」から聴いとります。
今夜はこれを。
Schubert: Symphony #9

Karl Böhm: Staatskapelle Dresden
シューベルト作曲:交響曲第9番ハ長調 D.944“グレート”
指揮:カール・ベーム
管弦楽:シュターツカペレ・ドレスデン
 録音時期:1979年1月
 録音場所:ドレスデン、文化宮殿
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 高精度ルビジウム・クロック・カッティング

以下HMV評ご参照ください《シューベルトの死の年に完成された、作曲家の音楽的特質が見事に発揮された雄大なスケールと美しい旋律による交響曲『グレート』には、シューマンが「天国的な長さ」と評した有名なエピソードが残されています。ベームが晩年にドレスデン国立管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)を指揮した演奏会のライヴ録音で収録、この名門オーケストラ特有の豊かでバランスのよい響きを充分に生かし、古い伝統を継承するドイツ的な肌ざわりを持った音楽を聴かせて》いるようでが。ベームとシューベルトと言えば、ベルリン・フィルとの全集や、来日時(1975年)のライブ演奏も作品が残ってますよね。中でも1975年3月19日、HNKホールでの「未完成」と「グレート」ライブ録音はFMエアチェックしており、テープ音源もデジタル化したデータも所蔵してます(嬉し~)

ベルリン・フィル盤収録の作品集から


1975年来日記念演奏盤のジャケット


 その日本公演から4年後、ドレスデンに場所を変えてのライブ演奏です。会場の文化宮殿がどのような環境か知る由も有りませんが、SKDのサウンドが克明に記録され臨場感と併せて聴く者に迫ります。それにしても企画Box「The Symphonies Karl Bohm」ジャケットデザインのセンスの無さには悲しくなります(泣)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
 収録時期:1963年6月
 収録場所:ベルリン、イエス・キリスト教会・・・(51分09秒)


 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1975年3月19日
 録音場所:東京、NHKホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)・・・(54分29秒)


 シュターツカペレ・ドレスデン
 録音時期:1979年1月
 録音場所:ドレスデン、文化宮殿
 録音方式:ステレオ(ライヴ)・・・・・・・・(50分11秒)・・・ライブ録音とのことですが演奏終了後の観客の拍手は入っていません、残念。



このように、同指揮者で同曲の演奏を時系列で追って見るのも面白いかも。いずれも50分超の大作ですが、3回の中では1975年来日時の演奏時間が最も長いですね。確かに聴いてても“ユックリずっしり”的な演奏です。異なるパートナーと指揮した「グレート」が一体どんな仕上がりなのか、その感想は(聴き比べ)の処でお伝えしたいと思います。


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