福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

百田尚樹著「海賊とよばれた男(上・下)」読了

2016年08月28日 23時53分24秒 | 積読、音読、心読
2016年8月28日日曜日、天候雨。午後11時10分現在時外気温22℃湿度98%、北北東の風8m/s。
天気予報通り、日曜日の今日は午前10時頃から雨。迷走する台風10号の余波。

誠にもって迷惑この上ない奴だ。
雨は一向に止む気配がなかったが、今は細かな霧雨模様。
折角の日曜日、終日自宅にいて身動きもならず、図書館行きはあきらめた。

先日、日本にとっての明るいニュース。しかも海洋資源、マンガンノジュールと呼ばれるレアメタル。

およそ5,500メートルの海底に4万4,000平方キロメートルという九州の面積よりも広い範囲に存在しているという。
国内での資源に余り恵まれない日本にとって、これは大きな財産となろう。
水深の深い海底で、資源の大量採取の技術が確立されておらず、商業的な採算が見合うのかが課題らしいが
そこをなんとかクリアしてほしい。

資源に恵まれない日本ということもあり、ちょっと前の話題作を読んだ。

百田尚樹「海賊とよばれた男」の上下巻だ。
先日の図書館行きで、書棚にタイミングよく上下巻が並んでいた。
この著者の作品は初めて。
紙の書籍を読了したのも随分と久しぶり(最近は電子書籍ばかりだった・・・)
持ち運びやら文字が小さく老眼鏡なしでは辛いやらで、紙の書籍は敬遠気味だった。

しかしこの作品、チョイ読み始めたらさくさくと先に進んで、読みやすかったのも読了の理由か。

出光興産創業者、出光佐三のモデルとした“経済ノンフィクション小説”というジャンルになるらしい。
上下2冊の大作だが読みやすく、ページがどんどんと進むのもいまどき珍しい。
“本屋大賞”を受賞したのもうなずける。

ストーリーについては割愛するが戦後、如何にして石油を手に入れ、
日本の石油産業の礎を築いたと言っても過言ではない“国岡鐡造”の一生を
あまり重くないタッチで描いている。今年の暮れには映画化も予定してるらしい。
原作との違いを見るのも面白いかもしれない。

この作品のような読みやすい本であれば、また紙の書籍で読んでも良いかな、と思っている。


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