福岡タワーとの対話

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続・音楽、聴きかじり(LupuのピアノでBeethoven: Piano Concerto 全曲を聴く)

2014年07月07日 22時42分37秒 | 音楽、聴きかじり
モーツァルトを聴くことの多い最近だが、たまに他の作曲のピアノ曲を聴くとがある。
ベートーヴェンがそうだろうか。

Rau Lupu(ラドゥ・ルプー)
録音作品の少ないピアニストだ。
数少ない作品から、ズビン・メータ指揮イスラエル・フィルの演奏でベートーヴェンの“ピアノ協奏曲全曲”を聴く。
1番、4番

3番、4番

5番

2番

曲目が重複しているのが理由でもないのだが、この4番は見事な仕上がりだ。

ポリーニ、ベーム、ウィーン・フィルの演奏(1977年)

を凌ぐとまでは言わないにしても、1979年当時の録音であるからポリーニの録音からさほど間の空いている訳でもなく、いずれ劣らぬ熱演と言えよう。
入手できる範囲で4枚のCD。4番は重複しており贅沢なカッティングなCDだ。3番を収録するCDが唯一、ルプーをジャケット写真に使っている。発売当初がどうであったかは定かでないが、今となってはいずれも貴重なCDと言えよう。
ルプーのジャケット写真といえば、ウリ・セガル指揮イギリス室内管弦楽団の演奏でモーツァルトの“ピアノ協奏曲第21番、12番”のCDジャケットを思い出す。

この曲の名盤と言われ、未だに賛する方も多いようだ。

私の場合、一時に特定の作曲家の作品を集中的に聴くことがある。時には一月、二月と。ところがよく利用する図書館のCD棚で(借りるCDを)物色していると、他の作品に目が行って今度はその作品を次々に聴いてしまう。所謂、目移りしてしまうのだろう。でも、これもまた愉しい。写真もそうだが、クラシックの世界も“底なし”だ。

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