福岡タワーとの対話

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アンドレ・クリュイタンス盤ベートーヴェン“田園”を聴く

2014年09月20日 06時36分47秒 | 音楽、聴きかじり
2014年9月20日土曜日、曇り空。外気温17℃、湿度61%。
週末土曜日、今週は早かった。稼動日が1日少ないとこうなるのか、というような1周間だった。
計画通りに出来たこと、計画以上の結果を出せたこと、中途半端に終ったこと様々。
しっかり検証し、来週に備えよう。

さて、週末土曜日早朝に相応しい(と思う)ベートーヴェンの第6交響曲“田園”
今朝は、アンドレ・クリュイタンス盤で聴いてみたい。

André Cluytens: Berlin Philharmonic Orchestra; Beethoven: Symphonies #6


 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 アンドレ・クリュイタンス(指揮)

 録音時期:1957~1960年
 録音場所:ベルリン、グリューネヴァルト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)

★HMV評
1957-60年、ベルリン、グリューネヴァルト教会におけるステレオ録音。
ベルリン・フィル初のベートーヴェン全集としても知られるこの録音、2,4,6,8番の偶数番号作品は昔から人気が高く、
とりわけ6番はワルター、ベームと並んで同曲屈指の名演として変わらぬ支持を受け続けていますが、
微動だにせぬイン・テンポが形成する画然たる造型のなかで、カラヤン色に染まる以前のベルリン・フィルならではの
豪気な音色を生かしきった3,5番など奇数作品の充実振りも見逃せないところ。
フランス音楽のスペシャリストと見なされがちなクリュイタンスがなぜベルリン・フィル初のベートーヴェン全集を任されるという栄誉を担ったのか、
それはこの素晴らしい演奏自体が何より雄弁に物語っています。

もともと好きな作品で、ベーム盤(ウィーン・フィル)を愛聴する。四季を通じた早朝に聴くこの作品、寝起きぼんやり頭に優しく滲み入る。
まるで温泉に身を浸した気分とも似ている、しかも多少温めで。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(独: Ludwig van Beethoven 1770年12月16日頃-1827年3月26日)はドイツの作曲家。

バッハ等と並んで音楽史上極めて重大な作曲家であり、「楽聖」とも呼ばれる。
その作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆けとされている。

交響曲第6番ヘ長調「田園」 Op.68(1808年)作者38歳の作品。

森の奥から聴こえる鳥の声“カッコウ、カッコウ”主人公はゆっくりとした足取りで、森を散策する。
流れる小川のせせらぎ、水面には宝石のような輝き。
楽章が進むに連れ、動きも次第に活発になる。
この作品、早朝~お昼~午後の雷雨~雨上がり~虹が架かり青空が戻る・・・のイメージかな。
或る意味、作者の心情吐露。揺れる精神性、表裏一体にある不安と希望。38歳のベートーヴェン、この頃如何様な時を送っていたのか。

今後、作者の側面と内奥にもっと迫りたい作曲家の一人、ベートーヴェン。音楽という彼の描いた芸術の世界は広く深い、まさに偉大なる芸術家御大である。


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