11 月2日(土)広島国際書芸交流会(代表・馬仁武先生、広島に根差し書や漢
字文化を通じて日中友好や国際交流に努めている)の皆様 16 名が、岡山県立美術
館で開催中の「 大シルクロード展」鑑賞と備前市にある日本遺産-特史跡-旧閑谷学
校見学のため、台風の影響で大雨の中来岡。
今回の「大シルクロード展」は、世界遺産認定後、中国国外では初めて開催され
る大規模展で、西方や北方の香り高い作品の数々、日本との縁も深い唐時代の名
品、仏教美術の作品を鑑賞。
岡山県華僑華人総会副会長・高橋民雄氏が経営する中国四川料理店「 又来軒」本
店で昼食後備前市へ。岡山県華僑華人総会・劉勝徳会長がご案内し、吉村武司市長
を表敬訪問。土曜日の午後にもかかわらず市長は玄関まで出迎えて、広島からの訪
問者を大歓迎。市の小・中学校の教育無償化制度の説明など、吉村市長の明るい施
策に感銘を受けると共に、備前市出身で、今年から大リーグ・ドジャースで活躍中
の山本由伸選手の備前市での様子を話され、訪問者たちは興味津々で聞いていた。
続いて馬仁武先生は、市長の前で二つの揮毫を行い備前市と吉村市長に寄贈。
その後、閑谷学校に移動。約 350 余年の国宝の講堂や講師を祀る聖廟、中国山
東省・孔子の故郷から種を持ち帰り移植された櫂の木などを見学した。夜6時の点
灯式にも参加し、満足する一日であったとの事。
一行は、岡山県華僑華人総会と備前市との強い絆が、広島の訪問者に心のこもっ
たおみやげ(備前焼のお皿)まで用意された吉村武司市長に感謝の意を表し岡山を
後にした。